概要
最大甲長雄20㎝、雌30㎝。
中国や朝鮮半島。日本では本州、四国、九州と周りの島の流れの緩やかな川や低地の池、沼等に生息する。
特徴
別名:リーブスクサガメ、キンセンガメ、ゼニガメ(幼体)等。
四肢の付け根の臭腺から臭い匂いを出すので「臭ガメ」と言う。頭から首にが黄緑色の筋があり、子亀は甲羅の淵が黄色くなっていて、尾は体にくべて長いのが特徴。年を取った雄は全身が真っ黒になる。日本のカメの代表種として知られるが、江戸時代以降に朝鮮半島や中国から持ち込まれた外来種の可能性が指摘されている。生息数が減少している在来種のイシガメと近縁なので繁殖が可能で、交雑個体も確認されており、実際に外来種だった場合、在来種に大きな打撃を与えているといえる。
また近縁種で、外来種のミナミイシガメやハナガメとも交雑する。