西本英雄

にしもとひでお

日本のギャグ漫画家。現在はひらがなの「にしもとひでお」で活動している。代表作は「へなちょこ大作戦Z」「もう、しませんから」など。

概要

1968年富山県生まれ。1990年に「マガジンSPECIAL」誌面で『ポッキリ劇場』の連載開始でプロデビュー。1991年より「週刊少年マガジン」に移り『ポチのへなちょこ大作戦』の連載を開始し途中『へなちょこ大作戦Z』への改題を経て2003年まで連載していた。

2004年よりルポ漫画『もう、しませんから』の連載を開始。2012年に『ちょっと盛りました。』へのタイトル変更を経て2014年まで連載していた。その後は『月刊アフタヌーン』へ活動を移し執筆活動を継続している。

根っからの阪神ファンで特に関本賢太郎の大ファンである。

既婚者で子供もいる。

基本的には紙面の巻末に数ページ掲載される所謂「しんがり漫画」の作者であるが、『もう、しませんから』や『ちょっと盛りました。』で様々な活動に挑戦している。

2005年に発売された『pop'n music 13 カーニバル』内の楽曲「セイント★セイジのうた」は作詞、作曲、歌唱、さらにはキャラデザまですべて氏が手掛けている。また『Mr.インクレディブル』日本語版のアフレコや映画『蟹工船』のエキストラ出演など所々で氏が登場している。イラストについてもトレンドマイクロが提供するウイルスバスター2010や『メイプルストーリー』のイメージキャラクターを描くなど活動範囲が幅広い。

高校卒業後スバルの期間工として働いており漫画の世界とは関わりがなかったが、一緒に寮の部屋にいた人が漫画家を目指しており、その時漫画を教えてもらったのを機に自身も漫画家を目指すようになり、それから数年で大手週刊少年漫画誌で連載を開始するあたりかなり器用ともいえる。

漫画家として『はじめの一歩』の作者である森川ジョージによくいじられているのをはじめ、週刊少年マガジンで連載している作者とは交流の幅が広い。また、『ACMA:GAME』の原作者であるメーヴは西本の大ファンである。

お笑い芸人とも仲が良く、芸人との野球チームを結成している。カンニング竹山やオアシズと交流があることが確認されており、カンニング竹山とのインタビューの際西本がタメ口で竹山のほうが敬語を使っていたという逸話もある。