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百合の花の編集履歴2023/12/27 23:19:23 版
編集者:hirai_killima
編集内容:イヌサフラン科へのリンク

百合の花

ゆりのはな

ここではユリ科ユリ属の植物について主に取り扱い、ユリ属以外で「ユリ」と呼ばれる植物についても説明します。

概要

ユリ百合)のを表すタグ。pixivでは「百合」は女性同士の親密な関係(女性間の恋愛性愛関係=ガールズラブを含む)を題材とした創作ジャンルを指すタグとして使われることが多く、さらに「ユリ」や「ゆり」は人物・キャラクター名を指す場合が多いため、植物の「ユリ」だけを指すタグとしてこのタグが使われる。

ユリ属植物

ユリ目ユリ科(Lilium)に含まれる多年草。ヤマユリ亜属、テッポウユリ亜属、カノコユリ亜属、スカシユリ亜属などに分けられる。華やかかつ清楚な花姿と芳しい香りが喜ばれ、非常に多くの園芸品種がある。育種が活発に行われているため、交配種が大変多い。

ヤマユリやオニユリ、カノコユリなど一部の種は球根(鱗茎)を百合根と呼び食用にする。

ユリ属の日本在来種

ヤマユリ

本州近畿地方以東に自生、北海道にも移入。直径25cmほどになる大輪のユリ。花びらの中心に黄色い筋が走り、全体に赤褐色の斑点が入る。伊豆諸島特産の変種サクユリは直径30cmにもなる世界最大級のユリである。

オニユリ

北海道から九州まで普通に見られる大型のユリ。オレンジ色の濃紫色の斑点がある花弁が特徴。葉の付け根に暗紫色のムカゴを作る。丈夫で暑さにも寒さにも強いため、古くから栽培・野生化が繰り返され、地方変種が不明瞭となっている。

ササユリ

中部以西の本州、九州、四国に自生。淡いピンク色の花を咲かせる。病虫害に弱く成長が遅く、栽培が難しいことで知られる。

スカシユリ

主に本州東部の海岸線に分布。赤褐色の斑点を持つ橙色の花をつける。北海道や樺太には近縁種のエゾスカシユリが分布する。

カノコユリ

九州や四国に自生。花色は淡い紅色を帯びた斑点が多数ある。

テッポウユリ

南西諸島および九州南部が原産で、本州でも野生化したものがみられる。日本国外でも広く園芸種として親しまれる。

ユリ属ではない「ユリ」

ユリ科に属するもの

ウバユリ (ウバユリ属)

クロユリ (バイモ属)

アミガサユリ (バイモ属)

チゴユリ (チゴユリ属)

ユリ科以外

トラユリ (アヤメ科チグリジア属)

ユキゲユリ→チオノドクサ(ヒヤシンス科ユキゲユリ属)

キツネユリ→グロリオサ(イヌサフラン科キツネユリ属)

別名・表記ゆれ

ユリの花 百合花

別の意味に使われることが多い

百合 ユリ ゆり リリー リリィ Lily

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