概要
単子葉類のキジカクシ目に入り、ヒヤシンス、ムスカリ、オオアマナ(オーニソガラム)、チオノドクサ、シラー・ペルビアナ(オオツルボ)、イングリッシュ・ブルーベルなど多数の観賞植物が属する。分布はユーラシア西部とアフリカが中心で、日本にはツルボのみ自生する。
球茎や鱗茎を持った多年草で、6弁の小さな花を散形花序または総状花序に咲かせるものが多い。かつてユリ科に属するとされた植物のうちいくつかをまとめて2003年のAPG IIで設けられた分類群だが、2009年のAPG III以降はツルボ亜科としてキジカクシ科に入れている。