スズラン科

すずらんか

単子葉類キジカクシ目の植物の一群。近年はスズラン亜科としてキジカクシ科に含める。

概要

遺伝子解析に基づくAPG分類体系でかつてのユリ科から分離された種のうち、スズラン、オモト、ジャノヒゲ、ヤブラン、ハランなどが属する科。約26属500種が属する。

キジカクシ科、ヒアシンス科に近縁で、APG III以降はスズラン科を「スズラン亜科」、ヒアシンス科を「ツルボ亜科」としてキジカクシ科に含めている。

花は穂状または総状になるものが多い。草本だけでなくドラセナ（サンセベリア）、ナギイカダなどの木本植物もある。

「ラン」とつく種も多いが、ラン科とは同じキジカクシ目に属するもののそれほど近縁ではない。逆にエゾスズランはスズラン科ではなくラン科である。

関連タグ

単子葉類 キジカクシ科 ユリ科