曖昧さ回避
- フラワーナイトガールのスズラン。→スズラン(花騎士)
- アークナイツのスズラン。→スズラン(アークナイツ)
- くノ一ツバキの胸の内のスズラン。→スズラン(くノ一ツバキの胸の内)
- ブッチギレ!のスズラン。→スズラン(ブッチギレ!)
- デュエル・マスターズのカード。→再生妖精スズラン
- 1997年生まれの競走馬名。→ヤマカツスズラン
その他、「鈴蘭」「すずらん」についてはそれぞれの記事を参照。
概要
キジカクシ科スズラン亜科(スズラン科)スズラン属に属する多年草。過去にはユリ科に分類されていた。4~6月に開花し、小さな白い花を咲かせる。別名、「谷間の百合」(a lily of the valley、文字通り「谷間に咲く百合の花」を意味する場合は the Lily of the Valleyと表記する)とも呼ばれる。
鈴蘭という名前は鈴を思わせる花の形で蘭に似た香りを放つのが由来とされるが、ラン科ではない。紛らわしいことにエゾスズランはスズランに近縁な種ではなくラン科の植物である。
一般的に栽培されるのはヨーロッパ原産のドイツスズラン(Convallaria majalis)で、日本原産のスズラン(君影草、C. keiskei)は庭や花壇ではほどんど見かけることはない。
可憐な姿をしているが、根や花に毒性を持つ有毒植物である。コンバラトキシン、コンバラマリン、コンバロシドなどの毒成分を含んでおり、見たり触ったりする分には無害だが摂取すると嘔吐、心不全、心臓麻痺などの症状を起こし最悪は死に至る。
関連イラスト
「谷間の姫百合」―花言葉「幸福の到来」