概要
1986年にタイトー大阪研究所が開発した業務用対戦格闘ゲーム。
操作系は8方向レバーと3ボタン(パンチ、ジャンプ、キック)。パンチとジャンプのボタン同時押し、キックとジャンプのボタン同時押しでスペシャルアタックが出せる。パンチとキックのボタン同時押しで相手の攻撃を躱す。
選べるキャラクターは4人。全5ステージで、1ステージ2ラウンド先取制。
ステージ4と5はCOM専用キャラと対戦する。対戦中には横槍を入れてくるキャラがおり、ちゃんと迎撃可能。また、2ステージごとに猛獣(熊および虎)と1vs1で戦うボーナス面があり、倒せるとキックかパンチかをパワーアップできる(倒せれば、の話……)。
対戦格闘ゲームとして特筆すべきは、奇数面がクォータービューで、偶数面がサイドビューという点。当然ながら、奇数面はベルトスクロールアクションのように前後左右に移動可能であるのに対し、偶数面は前後のみになる。
1991年には海外のみだが、COM用キャラも選べるようになったバージョンアップ版「ソリタリーファイター」が販売されている。
移植
2005年に「タイトーメモリーズ下巻」に、2022年にイーグレットツーミニに収録されている。
また、ソリタリーファイターは2023年8月に「タイトーマイルストーン2」に収録され、12月にアーケードアーカイブスとして配信されている。
余談
未確認情報だが、漫画家の光原伸がタイトーでアルバイトをしていたことがあり、3面の背景で木箱に座る女の子のグラフィックを描いたという話がある(他にもS.C.I.の背景の雲を描いたとも)。