概要
最終回(HDリマスター版では第49話)「最後の力」にてシン・アスカの乗るデスティニーガンダムと対峙するアスラン・ザラのインフィニットジャスティスガンダム。
アロンダイトをはじめとした武装をいくつか破壊され、頭に血が上っていたシンはビームランチャーを放つも防がれる。アスランは「過去にとらわれたまま戦うのはやめろ!そんなことをしても何も戻りはしない!なのに未来まで殺す気かお前は!」と叫ぶ。シンの脳裏に様々な記憶がよぎる。ステラとの恋、妹のマユとの絆、そして仲間たち、「戦うべき時には戦うべきだ」という過去の自分、「敵って誰だよ」というアスラン、「それは弱さだ。何も守れない」と言うレイ。
それでもシンは怒りに駆られるまま光の翼を展開しパルマフィオキーナでジャスティスに迫る。だがそこに中破したルナマリアのインパルスが割って入った。
「シン、もうやめて!アスランも!」
しかし、シンの目にはインパルスがフリーダムに見えていた。
「うわあああ!!ステラ!マユ!」※
「やめろぉぉぉぉぉッ!」
※TVSP「選ばれた未来」及びHDリマスター版で追加された台詞
錯乱して突撃するシンにジャスティスはシールドでパルマフィオキーナを受け止める。
そしてアスランは
「この、馬鹿野郎!」
とデスティニーを跳ね飛ばし、ビームサーベルを振り下ろす。デスティニーは両手で受け止めるがパワーが耐え切れず両腕が暴発。さらにトドメとしてグリフォン2ビームブレイドで右足を切り飛ばした。
武器と両手、右足を破壊されたデスティニーはコントロールを失い月面に叩きつけられるのだった。
余談
このシーンは多くの視聴者の印象に残り、後に発売されたHGCEインフィニットジャスティスガンダムのボックスアートには、このシーンを彷彿とさせるイラストが描かれている。
対戦ゲーム「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス」では、「お前が欲しかったのは…」と共に決着時のボイスに採用されたが(後の作品以降ではデスティニーを撃破した時の台詞にも採用されている)、演じた石田彰の声がかなり熱血気味になっており、一部のユーザーからネタ扱いされている(ニコニコ動画でそのボイスを使用した音MADが作られる程)。
関連タグ
アスラン・ザラ…言った側
シン・アスカ…言われた側