零夜
れいや
基本情報
概要
スマホゲーム『#コンパス 戦闘摂理解析システム』に登場するスプリンターのヒーロー。
2019年10月26日のニコニコ生放送にて公開され、10月28日のメンテナンス後に実装された。
スピンオフゲーム『#コンパスライブアリーナ』ではリリース初期より登場。
キャラクターデザインはVoidollと同じちゃもーい氏、テーマ曲は逃避ケア、デンパラダイム、musiClockなどを手掛けたlumo氏、モーションアクターは踊り手などの活動をしているいりぽん先生氏が担当。
発表前には公式Twitterにて『#compass08』のハッシュタグと共に謎の文字化けツイートと零夜と思しき人物の写った画像が数回投稿され、様々な憶測を呼んでいた。(該当ツイートは既に削除済み)
2020年4月18日、「#コンパスAR謎解き Mystery Mirage Message」の開催が発表され、零夜がイベントのメインキャラクターとなる事も明かされた。2020年夏公演とされていたが、新型コロナウイルスの情勢もあり、遅れて同年10月28日(実装1周年の日でもある)に開始となった。また、当初は東京公演のみ発表されていたが、後に名古屋・大阪でも開催されている。
キャラクター
秘密結社”MMM”の首脳。とある事件を起こし、公安から逃亡中。
チャネリングや別の世界線に行くことができる能力を持つ青年。操作時、徒歩で移動すると息苦しそうにしている、患者の姿がある、などのことから病弱と考察されている。
「氷、喜び、神、領土、野牛。なるほどね」「【僕】と【我々】が分かれ、溶け合い、統合され…はぁ…こればかりは慣れないな」等意味深なセリフが多く電波な雰囲気がある。
2020年のエイプリルフールイベントでは、一人称、二人称は【僕】【君】と表記されていた。
また、ボイスでは前記のセリフにある【我々】という部分の声が重なっている。
攻撃時に出現する記号は形が一致することからルーン文字であると推測される。
零夜のセリフにはルーン文字の意味から取っていると思われるものが多く、例えば「ぎぃぎぃぎぃと馬が鳴く。やぁ、お疲れ様。」というセリフがあるが、ルーン文字19番目に馬という意味の文字があり、読みが「エイワズ(エオー・エワズ)」であることから、このセリフの馬は彼の乗っているスケートボード「エイワズ」を指していると考えられる。
名前の表記では零夜以外でも『08』や『layer』などがある。
『layer』は英語で層を意味し、これは其々のパラレルワールドを巡っているという設定から取ったものだと思われる。
容姿・コスチューム
死んだような目を思わせる緑色の目に黒髪。イケメン。
ネオングリーンとブラックを基調としたカジュアルな格好で、瞳の描かれたスケートボード「エイワズ」に乗っている。
ライブアリーナでは俊敏に感じられる衣装、瞳は黒く染まった姿に。
カラーバリエーションには、白髪にオレンジの衣装のもの、黒髪に赤い衣装のものがある。
他には警官の姿や患者のような姿が存在し、別世界線の零夜の姿とされている。ちなみに、警官の姿の方のエイワズにはナンバープレートが付いている。
季節限定ではハロウィーンの黒猫の姿、海の救助員の姿も存在している。
なお、テーマソング『パラレルレイヤー』のMV中には、上記以外にも様々な姿の零夜が登場する。
文ストコラボでは自殺愛好家な武装探偵社社員の姿、初音ミクコラボでは『初音ミク コスチューム』、NieR:Automataコラボではヨルハ部隊の一員のスキャナータイプアンドロイドの姿も登場。
前述の謎解きイベントでは、白いジャケットと鋭角的なフォルムをした姿が限定報酬として登場した。
2021/11/29 update…
#イレギュラー :-):-):-):-):-):-):-):-)
ヒーローの特徴
スプリンターの中でもトップクラスの速さを誇るヒーロー。3秒以上ダッシュするとアビリティ『ミスティックアーツ【Δ】』が発動し、効果によって触れた相手を3.5秒間スタンさせることができ、そのまま無防備な敵をキルすることができる。また、カードによるスタン効果を無効化するカイにもスタンさせることが可能である。
ただし、アビリティの「敵に触れた」判定のある範囲が非常に小さいため、スタンさせるには敵に正面からぶつかっていくように触れる必要がある。
また、零夜は他のスプリンターよりダッシュ時の小回りが少々利きにくく、操作しづらいという特徴もある。これに上述の判定の狭さも重なって、ただ正面から突っ込むと簡単に躱されてしまう事に注意。死角から狙ったり、他の味方との戦闘中のカード硬直を狙うなどしてうまく当てていこう。
ちなみに、「スタンさせる攻撃判定を纏うまでの時間 < スタンさせる時間」のため、敵を吹き飛ばす『押』カードで壁際に押し込み、『止』カードでスタンさせ、そのまま敵と重なってダッシュし続けると連続でスタンさせて永遠に拘束することが可能。ただし実戦で決めるのは困難かつ永久に拘束したところで特に何も利点はないため実戦で使う意味はない。友人とのお遊び対戦などで試してみよう。
攻撃力もスプリンターの中ではトップクラスだが、体力が低めなので単身で敵に突っ込むとあっという間に倒されてしまう。ダメージカットカードを2枚積むのも選択肢に入る。
その性質上、1対1の状況を作ったうえでアビリティでスタンさせ、各個撃破していくのが得策。
通常攻撃は弾のようなものを高頻度で発射して攻撃する。他のヒーローよりも少し攻撃範囲が広く、それでいて初弾こそ遅いもののかなりの高頻度での攻撃かつ連続攻撃補正が乗らない仕様のため、かなりの高DPS。基本的にはカードで攻撃するよりも通常攻撃を軸に立ちまわりたい。
ダッシュ攻撃は可も無く不可も無くといった性能だが、高い攻撃倍率から繰り出されるダメージはかなりのもの。主に追撃に活用していこう。
カード発動速度は『遠』と『連』が速い。『連』は実装初期でこそ主流だったが、通常攻撃とあまりDPSが変わらないため、最近は採用率が低くなっている。代わりに上方修正以降は最速クラスの発生かつ非常に短い後隙の『遠』が主流となった。現在では大体「迅雷の科学者 アバカン」が採用されている。高い攻撃力を活かした『貫』『遠』も中々強力。
ガードブレイクが欲しい場合は基本的に『周』カードの「-蒼王宮- 終焉禁獣 グラナート」が推奨される。ただし発生、後隙共に普通なため確実に当てられる状況を見定めて放とう。下手にスカすと返り討ちになる可能性が高い。
また、先述した通り通常攻撃も非常に速いので、敵の行動速度をダウンさせる「ドリーム☆マジカルスクエア」を使用して敵を倒すのも手。もちろんそれを加えた『連』デッキでもいいが、その分ダメージカットを減らす事になるので、プレイスタイルに合わせて選択しよう。
ヒーロースキル『シークレットオーダー【δ】』は【自分】を召喚し、最も近い敵に向かって零夜と似たような速度かつ機動で追跡させる。相手に当たると連続の電撃攻撃で大ダメージを与えつつ、相手をダメージカット貫通で強制スタンさせることができるエリアを約6秒展開する。
エリアは恐ろしく高いDPSを誇り、一発引っかければそのままスタンさせてキルすることができる。その威力はタンクが50%ガードを発動させても尚余裕で削りきれるほど。ディーパでは無敵時間が足りず、50%カットガードでは削りきられるため、相手視点では避けるか、HSの無敵時間でいなすか、奇跡的なタイミングで全天などを発動するしかないため行動を制限させることができる。
しかし、このヒーロースキルは相手が立ち止まったor【自分】が敵にぶつかったところで、少しのタイムラグの後に発動するため非常に避けられやすい。
発動するタイミングとしては
- 乱戦状態で敵が大きく動くのが難しい時
- Cポータル付近にたむろしている敵をどうしても動かしたい時
- 無敵時間が終わるまでが長いHSの発動を目の前でされた時
- 膠着状態の戦況を動かしたい時
がベストだろう。また、自分がCポータルを死守しなければならず、敵が眼前に迫っているという時に時間稼ぎ兼置き土産として放つのも一つの手。
また、エリアは降れたら実質的に死を迎えることになる壁としても機能するため、敵を誘い込んだり弾き飛ばしたり引き寄せるカードやスキルでぶつけさせてキルするのも中々強い。問題点はエリアの持続があまり長くない点か。
発動タイミングは難しいものの、運悪く倒されてしまったとしても、ポータルキーを奪おうとした相手を一網打尽にすることもある。また、範囲もCポータルを覆えるほどあり、キルこそできなくても敵を足止めさせて逆転する事も可能。しかし、上手いタイミングで発動しても敵の練度次第で上手くいなされることもしばしばあるため、結局のところ難があるヒーロースキル。そのため、基本的にはヒーロースキルに頼らず敵を倒す立ち回りを心がけ、ヒーロースキルは緊急回避や置き土産として使うくらいの認識がちょうどいいだろう。
総合的にはダッシュでスタンを撒き散らし各個撃破するキル専門のスプリンター。タイマン状況を作ったり敵をスタンさせ味方を守るなど、立ち回りをしっかりすれば秘密結社首脳の本領を発揮してくれるだろう。
関連動画
関連タグ
- Voidoll:零夜と同じくスプリンターのヒーロー。絵師繋がり。ちなみに零夜が口にするアーカーシャはサンスクリット語で虚空を意味し、彼女の名前にもあるVoidと意味が似通っている。
- Bugdoll:ガンナーのヒーロー。こちらも絵師繋がり。零夜にも#イレギュラーコスチュームが存在している。
- 十文字アタリ・マルコス'55・13†サーティーン†・ピエール77世・HM-WA100 ニーズヘッグ:名前に数字が入ったヒーロー達。今のところ全員男性である。
- やめるちゃん・きてるちゃん・終夜・メビウス:MMMのメンバー。零夜のモチーフカードとして実装されている。
- メジェド様 フリーメイソン:ベストプレイヤー時などの目付きの既視感。後者は元ネタかもしれない。
- ファニー・ヴァレンタイン/D4C:並行世界を行き来し、自分を呼び出すことが出来る能力を持つという点で共通。
- 岡部倫太郎:#コンパスのコラボにて共演。世界線を観測することができる等、並行世界関連で共通点が多い。
- 黛灰:見た目や雰囲気が似ていると話題になったVtuber。本人も言及している。
カップリング・グループタグ
※カードキャラクターとのカップリング
【我々】の勝利だ。この世界線にもう用はない