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フェニックスウイングの編集履歴

2024-01-24 18:55:22 バージョン

フェニックスウイング

ふぇにっくすういんぐ

フェニックスウイングは『DRAGON QUEST-ダイの大冒険-』に登場する技のひとつ。

概要

 闇の衣を解いた『大魔王バーン』の全盛期の肉体に宿る魔影参謀『ミストバーン』が繰り出す攻防一体の掌撃。超高速の掌から発生した衝撃波で相手の攻撃を弾いて受け流す。


 放つ際、余りの速度に空気との摩擦熱が巻き上がり、不死鳥の羽ばたきを彷彿とさせる様相からこの名が付けられた。


 あらゆる呪文を跳ね返し、物理攻撃に対しては受け止め、呪文と斬撃の特性を併せ持つ魔法剣『ギガストラッシュ』でさえも呪文の威力を散らして掌で斬撃を防せぎ(ミストバーンの場合は肉体が傷つかず、バーン本人の場合は傷を負っても超魔力で自己回復可能)、『天地魔闘の構え』にも絡ませられる。


 『暗黒闘気』の集合体である『ミスト』が『真バーン』の肉体で繰り出した際は『マホカンタ』の如く、呪文を100%相手に反射。本来の肉体に戻った大魔王も通常なら同様のことが出来るが、『天地魔闘の構え』を使用直後に、時間差攻撃で迎撃された場合、この技に切り替えて移行する際は僅かの時間だけ肉体が硬直し、相手が放った呪文を完璧に相手に打ち返せず、ただ弾くしかない欠点を持つ。『バーン』の場合は、強敵であっても大抵の相手は一撃食らわせば即終了するので、『構え』の盲点に気付けなかった(『ミスト』が肉体を行使した場合は、『火炎呪文』等のバーンの呪文が使えないため『天地魔闘の構え』は成立しない)。


 だが、この魔技を使える『ミストバーン』は、普段は言葉を一言一句発っさず『黙り』を決め込み、『闇の衣』を解放させた以上に大魔王の許可が必要不可欠…と言うか「絶対に使ってはならぬ!」と厳命されられていた(口調だけでなく、仕草や戦法で両者の共通点を見出し、正体を親しく身近な者にさえ悟らさせぬ措置)。


 超金属すら消滅させる『メドローア』をも跳ね返したが、『バーン』の許可無くやむを得ず披露したものであり、『ヒュンケル』に技名から大魔王との関係性を指摘される。「略正解」と答えた上で、一行を全滅させようとするも、現れた『アバン』に捕捉説明及び正体を暴露され、その後の『真バーン』との決戦で『ポップ』は上述の通り『構え』から繰り出された一瞬の隙と必殺の瞬間を『ダイ』に見させて、次の攻撃に全てを掛け、此を撃ち破った。


余談

 20年版TVシリーズの字幕スーパーでは『天地魔闘の構え』を初めて繰り出した際の台詞では『フェニックスウング』と誤植していた。


ライトノベル風の聖痕の4巻では、敵キャラクターがフェニックスウイングというカイザーフェニックスそのままの技を使用した。全く通用しなかったので究極奥義で仕留めようとするが、逆に押し返されて自分が喰らってしまっている。これらのことから本作のパロディと思われる。


関連タグ

ダイの大冒険


ミストバーン

大魔王バーン

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