はやく人間になりたい
概要
1968年に放映された『妖怪人間ベム』を原作としたテレビドラマ。
2011年10月22日から12月24日まで、日本テレビ系列『土曜ドラマ』枠で放送された。
人間に受け入れられず差別される妖怪人間達の悲哀、そして人間の苦悩と善悪をテーマにした完成度の高いシナリオ、OP映像や妖怪態への変身シーンに代表される凝った演出や原作へのリスペクトを忘れない描写等、非常に丁寧に作りこまれた良質なドラマに仕上がっている。
アバンタイトル表示前に毎回放映されていた映像が実写でほぼ忠実に再現されている(ベムが窓際で咆哮をあげたり、ベロがフラスコを握りつぶすシーンもほぼ同じ)。ただし画面を引き裂くシーンがアニメではベロの役目だったのに対し、本作ではベムの役目となっている。
ストーリーはドラマオリジナルのものとなっており、ホラー要素よりも人間ドラマ的なシナリオが大半を占めている。また、ドラマオリジナルのキャラクターとして、3人に協力する夏目刑事一家や緒方一家などが登場している。
登場人物
- 名前の無い男(演:柄本明)
- ナレーター:小林清志