効果
クリス=タブラ=ラーサ |
OR 無色 コスト18 |
クリーチャー:ゼニス・セレス 28482 |
水晶ソウル3(このクリーチャーを召喚する時、自分のマナゾーンにある裏向きのカードのマナの数字は3になる) |
ブロッカー |
ワールド・ブレイカー |
このクリーチャーが召喚によって出た時、バトルゾーンと墓地にある相手のクリーチャーを好きな数選ぶ。その選んだクリーチャーの「このクリーチャーが出た時」で始まる能力をすべて、自分が使う。 |
クリスターナル・K(このクリーチャーが離れる時、または自分がゲームに負ける時、かわりに自分のマナゾーンにある裏向きのカードを3枚、表向きにしてもよい) |
概要
『アビス・レボリューション 外伝 邪神と水晶の華』にて登場するゼニス・セレスで、同弾の目玉となる超大型クリーチャー。
コスト18とゼニスの中でも最大級のサイズで、基本は水晶ソウルによる軽減で召喚する。
その場合コスト6にまで下がるものの、水晶マナを生み出すカードでも達成するのは一苦労するだろう。
Dの寺院タブラサ・チャンタラムで各ターンのマナを水晶化させ、血塗りのシダン_チリや神判のカルマ_コットンで牽制しながら増やしていく動きになる。
ゼニスのコストを2つ軽減し、かつ水晶マナを増やせる奪取のクリス_アラカンが登場した為、召喚のハードルは見た目以上に下がってきている。
肝心の効果だが、ゼニス特有の『召喚時』限定効果により、相手の『出た時』を好きなだけ発動させられる内容。
相手依存なので不安定ではあるものの、場と墓地から好きなだけクリーチャーを選び、その効果を全て使える破格の効果。
登場時効果持ちの採用率はコンセプト次第で大きく変動するが、まったく採用してないデッキには別のゼニスで攻める等、このカードにのみ頼らない構築にすべきか。
環境で活躍するデッキの傾向を把握していれば、想像以上に刺さる可能性は十分にある。
高いパワーとブロッカー、そしてクリスターナル・Kで場持ちもある程度良い為、打点の高さに登場時効果の誘発が合わされば、一気にゲームエンドに持ち込む事も不可能ではない。
背景ストーリー
ゼニス・セレスの中心的存在と思われるクリーチャー。
元々はタブラ=ラーサというクリーチャーで、ゼニスとその信徒であるオラクルに目を付け、ゾロスターを誑かしてゼロの力を獲得。
幼体を経てこの異形のゼニスへと至った模様。
黙示録の水晶のイラストにはその幼体が描かれているが、かなり醜悪な姿で闇文明のクリーチャーにしか見えない。
つまり、後天的にゼニス化したクリーチャーであり、オラクルを支配下に置き、タブラ=ラーサ直属の信徒は『クリス』と呼ばれる特殊な階級に属し、オラクルの最高神の座に就いている可能性が高い。
力の糧となる水晶の華を求め、オラクルの信徒全てを水晶の華にする事を目論み、水晶の華を生み出す力を与えツラトゥストラを名乗るようになったゾロスターを従えるも、増長して忠誠心を失ったゾロスターを水晶の華に変えて粛清した模様。
余談
名前は「クリスタル」+「タブラ・ラーサ」だろう。
「タブラ・ラーサ」とはラテン語で「何も書かれていない石板」。
そこから「生まれたばかりの人間の心は白紙である」という考えを指す。
これまでのゼニスと比較しても、蝿の悪魔か逆さまになった異形の女神、またはその両方を合体させた不気味過ぎるイラストが特徴的。
またセレス特有の人型の部分は、髪型が垂髻の様に見え、更にDの寺院タブラサ・チャンタラムのイラストでは、このクリーチャーの像が祀られている。
この事から仏像の要素も取り入れられていると思われる。
公式では今後のストーリー、Duel_Masters_LOSTに深く関わる重要な存在として紹介されている。
その誕生にゾロスターが利用された事が判明し、またしてもやらかしたゾロスターに呆れるプレイヤーが続出したのは言うまでも無いだろう。