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避難計画ゼロの編集履歴

2024-02-18 16:37:21 バージョン

避難計画ゼロ

いつかかつためのむせきにんでわがままなねがい

『王様戦隊キングオージャー』第48話で出た避難計画。

概要

ラクレスを先導役とし、側近達に密かに「避難が完了するまで開けるな」と命じた荷物に各国の「王の証」を託し、ゴッドコーカサスカブトシュゴッドを用いて民達を別の星に避難させる計画……つまり、ダグデド撃破の計画が間に合わなかった場合、チキューを放棄し、民達だけは助けると共に、グローディ撃破の為に使ってしまったバグナラクの「王の証」の代用品を開発する、「いつかダグデドに勝つ」為の移住計画。


しかし、この事を知った側近や民達はそんな王達の思惑に「反逆」し、王を助けてチキューを守る為にダグデドと戦う事を決めたのだった。


避難民達の中には、作戦を破綻させるべくゴローゲに化けたカメジムが紛れ込んでいた為、結果的に民達のこの判断は正しかったと言える。

いや仮に成功しても、新天地の星へ辿り着くまでの困難や到着以降のトラブル等々が重なって、王から託された願いや力が長い年月と世代の果てに変質したり失われるリスクが限りなくあったのも踏まえれば、王達のある意味無責任で我儘な願いを看破して逆らえた民達は賢明だったとも言えるかもしれない。

そしてその選択を取った民達に答えるかの如く、かつて先祖の代から運命を宇蟲王に玩ばれていた旧バグナラク最後の王・デズナラク8世が、ハーカバーカの門を潜り姿を現すのだった。


関連タグ

王様戦隊キングオージャー さらば、親愛なる民よ

最終手段


バグナラク:先祖はチキューとは別の惑星に住んでいたヒト型生命体だったが、宇蟲王の造り出したグローディ・ロイコディウムに星を滅ぼされた事で生き残りがチキューに避難した。しかし避難先でも地球からの移民より地下に追い立てられ、止むを得ず肉体に昆虫の遺伝情報を取り込んで強靭な生命体に進化する事で生き延びるも、以降2000年も地下に封じ込められた事で憎悪等が蓄積。自分達に不幸を齎した宇蟲王では無く地球からの移民の子孫=チキュー五王国を滅ぼす事に末孫が躍起となる事態になってしまった※(しかもそれを宇蟲王一味に利用される始末)。

はっきり言って、避難計画ゼロが成功した以降の六王国民=チキュー人達はこの惨状を、世代を跨ぎながら別の惑星で繰り返す可能性が非常に高く、ダグデドら宇蟲王一味もそうなってくれるのを期待しつつ徐々にプレッシャーを掛けながらの侵略=お片付け遊びをチキューに仕掛けていた節がある。

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