概要
キングオージャーの5人及びオオクワガタオージャーが使う、共通装備の一つである可変式の盾。
戦隊のエンブレムが配された本体とその両側面に配された一対の刃、そしてグリップ部から構成されており、これらの変形の組み合わせによってメンバー各人に対応した後述の5つの形態となる。
また、変形後はエンブレム部分を押した後にトリガーを押す事で、斬撃系では「オージャスラッシュ!」、射撃系では「オージャシューティング!」の音声と共に必殺技を発動する。
尚、同じスーパー戦隊シリーズの可変武器としてキューザウェポンがあるのでしばしば「キングズウェポン」と間違われるが、記事名通りエは大文字なのが正しい名称なので注意。
各種形態
- 盾モード
基本形態。この形態でも直接殴って攻撃する事が可能。
- 剣モード
刃を180°展開した形態。クワガタオージャーがメインで使用する……とされているが、後述の事情故か他の形態と比べると使用頻度はかなり低い。
- 銃モード
盾モードからグリップを持ち替えた、中距離射撃に特化した形態。トンボオージャーがメインで使用する。
- 鎌モード
左の刃を90°展開した、近距離戦に特化した形態。カマキリオージャーがメインで使用する。
- 弓モード
刃を両方90°展開した、超遠距離射撃に特化した形態。パピヨンオージャーがメインで使用する。
- 爪モード
刃を少しだけ展開した、超近距離戦に特化したモード形態。ハチオージャーがメインで使用する 。
- 薙刀モード
剣モードのキングズウエポンをオージャカリバー又はオージャカリバーZEROの柄尻と連結させて完成する、中距離戦に特化した合体形態。剣モードと同じく、クワガタオージャーがメインで使用する……とされているが、実際には作中で最もこのモードを使用しているのはカマキリオージャーである。第27話で鎌モードの状態で連結し、大鎌として使用した(第33話では剣モードの状態で連結しているので、連結時の制限はそこまで無い様子)。
余談
- 第一部でのクワガタオージャー/ギラは自分用のキングズウエポンを所持していなかったらしく、第2話ではトンボオージャーの、第20話ではオオクワガタオージャーの物を奪い取って使用している。おそらく第20話で奪取したのを自分の物にしたと思われる(オオクワガタオージャー/ラクレス・ハスティーは決闘に負けて行方不明となり返す暇もなかった為)が、その頃には既にオージャクラウンランスという新たな武器を手に入れており、更に第2部になると キングガブリカリバーという更なる追加武器を入手する為、以降もクワガタオージャーがキングズウエポンを使うシーンはほとんどない。ちなみに奪われたオオクワガタオージャーには後に別途新しい物が用意された模様。
- アップ用プロップは実際に変形させる事が出来るが、補強用に金属が入っているのでその重厚な見た目通り非常に重い。アクション用は各モードに毎にサイズが異なる。
- キングオージャーのロゴをよく見ると、キングスウエポンを近距離で使うクワガタ、カマキリ、ハチオージャーの部分は真ん中、遠距離で使うトンボ、パピヨンオージャーの部分は左右にある。
関連タグ
自在剣・機刃 マジスティック ゲキトンファー カラクリヘンゲン キューザウェポン:全てスーパー戦隊シリーズの他作品に登場する、各メンバーに対応(或いは得意と)する形態への可変機構を有する共通武器達。