概要
ジョナサン・ジョースターと結婚しジョースター姓となったエリナ・ペンドルトンのことである。
2部『戦闘潮流』ではジョセフ・ジョースターの祖母として登場する。
しかしPixivでは2部の姿で描かれたイラストは非常に少ない。
説明
第1部終盤にて、ジョナサンと夫婦になり客船に乗って新婚旅行に向かう途中で、客船内をゾンビの群れが溢れる悪夢に遭遇する。その中で、化け物に変わり果てた者と化け物に襲われ瀕死の重傷を負った夫ジョナサンの姿を目の当たりにした。
瀕死のジョナサンから死ぬ前に船を爆破し化け物どもを道連れにする事を告げられ、共に夫と運命を受け入れようとした。しかし、ゾンビ達に襲われた女性が命と引き換えに護った『あの女性の赤ん坊を助けて彼女の為にも生きてほしい』という夫の最期の頼みを悲しみをこらえて聞きとどけ、赤ん坊と共に爆発炎上する船から脱出。
カナリア諸島沖で無事に救助され、一緒に脱出した赤ん坊をストレイツォに託した後はジョージ・ジョースター二世を育てていった。
第2部では
齢70を迎えているが、小学校で英語の教師として活躍している。よく学校をサボる孫のジョセフには、歴史を教えている。このおかげであまり勉強熱心ではないジョセフも、『孫子』を引き合いに出すほど歴史は得意なようだ。
年齢を重ねた威厳と慈しみを兼ね揃えた老淑女として成長しており、基本誰に対しても不遜な態度をとるジョセフも事実上の育ての親である彼女を無条件に畏敬し、悪徳警官を酷い目に遭わせてもエリナに怒られることを恐れ、殴られたことよりもそのせいでエリナに買ってもらった服を汚されたことに怒りを覚えるほどである。
人知を超越した者との因縁により夫と息子に先立たれる不幸を乗り越えた気の強さと度量を持ち、無礼を働いたジョセフを傘でブチのめし、レストランでスモーキー・ブラウンを黒人というだけで愚弄したチンピラに激高したジョセフに対し、主義主張は勝手だが、友人を公然と侮辱した以上見過ごすわけにはいかないとした上で「他のお客に迷惑をかけずに きちっとやっつけなさい!」と指示するなど、街のケンカ程度の荒事では動じることのない様子を見せた。
ジョセフがチンピラをやっつけた後、チンピラの親分格であるマフィアから盟友スピードワゴンがメキシコで多数の石仮面と共に発掘された柱の男を倒すために協力を要請したストレイツォに裏切られて殺された事を聞かされ驚愕。夫だけでなく孫のジョセフまでもが【石仮面の忌まわしき因縁に囚われること】を恐れた。
後に生存が判明し、ジョセフによって柱の男との激闘を経てメキシコから救出されたスピードワゴンとの再会を果たすが、ジョセフがローマで蘇った新たな柱の男達と戦う為にリサリサの元で波紋の修行をしている事は知らされなかった。
終盤では、究極生命体となった柱の男カーズと相打ちになって死んだと思われていたジョセフの葬式に参列する。※老齢のため椅子に座って葬儀に参列。
が、ジョセフは生存しており「スージーQ」と結婚し夫婦になったことを知る。
葬儀の後、孫夫婦と共に写真を撮っており、とても嬉しそうな表情を浮かべていた。(その写真の中には、曾孫の姿もあった)
その後、自宅にて孫夫婦と曾孫「ホリィ」を始めとした自身を支えてくれた友人たちに見守られながら、穏やかな表情で夫が待つ天に召された。
1950年、享年81。
第3部では
アニメーション版第3部、エジプトでジョセフとDIOが交戦している中で名前だけだが登場する。
DIO『ジョセフ・ジョースター・・・貴様は、血を吸って殺すと予告しよう』
ジョセフ『その身体を返してもらうぞ! エリナ御祖母ちゃんのためにも!!』
DIO『エリナ……ああ あの田舎娘のことか……くだらん』
関連タグ
ジョナサン・ジョースター:夫。文武両道の紳士。
ジョージ・ジョースターⅡ世:息子。文武両道の紳士で、イギリス空軍の軍人。
エリザベス・ジョースター:息子の妻。
ジョセフ・ジョースター:孫。
ロバート・E・O・スピードワゴン:盟友。
スージーQ:孫の妻
ホリィ・ジョースター:曾孫。