「梨花ちゃん、君を、助けに来た!!」「給料いくらだ!!!」
概要
初登場は「暇潰し編」。暇潰し編は彼を主人公とし、彼の視点で語られる。初登場時には、公安警察あるいは刑事としても未熟な姿で描かれる。しかし、後の再登場においては祭囃し編のように公安のエースとしての活躍が描かれることもある。
容姿
暇潰し編(昭和53年)時点で新卒だが、ファンブックにより20代前ではないと明言している。
現在の情報で年齢については鬼曝し編(昭和58年)時点は30代後半という情報のみ。
黒の短髪。
明るいベージュ系のジャケットの下に紺色のシャツを着用。
人物・性格
冷静沈着で紳士的な性格。
真面目で正義感が強い、静かに燃える熱血漢。
赤坂雪絵を妻に持つ。かなりの愛妻家であり、同僚達の間では熱愛夫婦として有名。赤坂美雪という一人娘がいる。
学生時代は麻雀にはまっており「馬場の衛」の異名で知られた雀士だった。現在は足を洗っているが、プロ級の腕前。
暇潰し編
上記の通り主人公。暇潰し編は番外編と間違われがちだがしっかり本編である。大臣の孫が何者かに誘拐された事件の真相を暴き、彼を救い出すことを目的として雛見沢村へ訪れる。
そこで大石蔵人と知り合い、行動を共にすることになった。当時の雛見沢村はダム計画を阻止しようと村民が団結して戦っていた「ダム戦争」の真っ只中であり、捜査は難航。
途中、雛見沢のバス停留所で幼き古手梨花(ただし100年以上も時を繰り返しているためもはや頭脳は大人である)に出会い、しばしの間同行することになったが、突如として梨花に「東京へ帰れ」と言われてしまう。
その後大臣の孫の監禁場所が判明した際に犯人達と戦闘になるが苦戦、大石の介入もあって辛うじて大臣の孫の奪還に成功する(犯人達には逃げられた)。負傷した赤坂は入江診療所に運ばれ治療を受けていたが、妊娠中の妻に電話をかけて安心させようと電話を探すが、どこの電話も回線が切られており、結局妻に電話をかけることができなかった。
電話の回線を切って回っていたのは古手梨花だった。梨花は赤坂が悲しい思いをするからやったと自白した上で、これから起こる血なまぐさい事件と、5年後には自身が殺されるという「予言」を赤坂に残し、遠回しに助けを求めた。
後日、妻の雪絵が剥がれかけたタイルで足を滑らせて階段から転落、当時はまだお腹の中にいた赤坂美雪ともども死亡した情報が耳に入る。またその5年後に本当に梨花は殺され、雛見沢大災害が起きた…
梨花の「東京へ帰れ」という発言が妻の命を救わんとするためのものであったこと、梨花が助けを求めていたことを後から気づいた赤坂は深く後悔し、もっと強くなること、雛見沢大災害の真相を解き明かすことを強く誓った。
その後の活躍
ひぐらしのなく頃に絆の一シナリオ「影紡し編」にも登場。大石蔵人、垣内署の女性警部である南井巴と共に雛見沢大災害の真相を解明すべく行動していた。
「祭囃し編」は赤坂が先んじて注意を促していたことで妻が死んでいない世界線となっている。捜査中だった事件の書類から「入江診療所」という名前を見つけた赤坂は雛見沢での一件を思い出し、予言によって助けを求めていた梨花を助けるべく雛見沢へ急行。大石蔵人や部活メンバーとの連携で動くことになり、自身は風邪で寝込んでいることになっている梨花の家に潜伏する役を担う。入江所長が山狗に捕まりそうになると梨花宅を離脱、追ってきた山狗の職員を倒すとこれに擬態し、園崎家で梨花に近づいたタイミングを見計らい山狗に攻撃を開始した。徹甲弾の如く山狗を圧倒し因縁の相手でもある山狗の隊長、小此木との戦いでも怯むことなく打ち負かして撤退させた。このときのセリフ「給料いくらだ」は有名。
その後は入江診療所の侵攻に参加、奪還した富竹と共に雛見沢村を脱出し番犬の出動要請を成功させた。
担当声優
- 子安武人:ドラマCD・ひぐらしデイブレイク・ひぐらしの哭く頃に雀
- 小野大輔:アニメ・ひぐらしのなく頃に祭・ひぐらしのなく頃に絆・ひぐらしのなく頃に粋・ひぐらしデイブレイクPortable
関連タグ
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