「私は死にたくありません」
プロフィール
概要
すべてのデスドライヴズが斃れたことによって現れた最後のデスドライヴズ。いわばデスドライヴズ達の女王。
今作のラスボス。
これまでのデスドライヴズが象徴していた「高慢」「強欲」「淫蕩」「虚栄」「悲観」「怠惰」「憤怒」「貧食」の8つの死を経て死にたくはないが、様々な死を経験したいという矛盾した答えを導き出した。
細長い胴体と腕から生えた羽が特徴。人間の女性のような仮面を付けているが、その下には東洋の仮面のような不気味な素顔を持つ。武装は指先や両目から放つビーム。一方でほかのデスドライヴズが持っているバリアはなく、作中ではティタノストライドの攻撃が普通に通用していた。
地球で生き残っている地球人類を皆殺しにすれば生きながらに約90億通りもの死を経験出来ると、全人類の抹殺を宣言するという身勝手を絵に描いた様な性格。
とどのつまり、8体のデスドライヴズ達は彼女が「様々な死」という快楽を体験する為の道具に過ぎず、そういう意味で見れば彼等もまた身勝手な指導者に振り回された犠牲者なのかもしれない。
なお、当然ヴェルム・ヴィータにあたる『八つの枢要罪』の元ネタは存在しないが、敢えて『罪』を例えるならば『我侭』といった所だろうか。
(ツンデレの女王たる中の人的にはすさまじく合っている)
動向
イーラとポーパルチープムが倒されたことで目を覚まし、地球に落下してきた母艦の中から出現。
自身の目的を披露し、それを良しとしないバーンブレイブビッグバーンと戦闘になる。(なお名乗っている途中で攻撃を受けた為目的をもう一度言う羽目になった)
死を快楽とした我侭な女王は地球の『勇気』の前に地獄に落ちる
バーンブレイブビッグバーンの攻撃を前に奥義を次々と凌ぎきるなどその強さを見せつけるが、戦闘中にATFの皆がイサミ達の救援のために集結し、勇気融合でバーンブレイブビッグバーンとビッグバーンドラゴンが合体し大幅にパワーアップ。
「全人類今すぐ死ね」と大型母艦をハワイ諸島に向けて落下させる。しかしバーンブレイブビッグバーンの最終技「勇気一刀流秘奥義 勇気爆発バーンブレイブビッグバーンアルティメットファイナルゴッドユニバースブレイク」を受け大型母艦諸共真っ二つにされ爆散した。
かくして、数多くの死を願った我侭な女王は地球人類すべての爆発する『勇気』の前に望んでいない本当の死を迎えてしまい地獄行きとなったのだった。
余談
ルルのやってきた「本来の未来」ではスペルビアが生存しているため依然休眠中と思われる。(超大型母艦を人類の手で破壊できるとは思えないため)
だがその場合でも何らかの理由でスペルビアが死亡すれば覚醒し、しかもブレイバーンがいないため人類に対抗する手段は皆無。
地球がヴェルム・ヴィータの殺戮劇場となったのは間違いない。
平和が戻りこそしたが、人類は非常に危険な橋の上を歩き続ける未来となった。
人類が疑心暗鬼にかられてスペルビアを攻撃する可能性も小さいとは言えず、歴史を変えてヴェルム・ヴィータを現代で倒したルルの功績は非常に大きいと言えるだろう。
関連項目
ピピ美…ポプテピピック二期でグレートバリバリピピックとしてバリってる回での担当声優繋がり。