「その輝きで!アタクシを、照らしてェ!!」
プロフィール
概要
『まばゆい光に照らされた死』を求めている。
神像や特撮の宇宙人のような他の機体とは一線を画す外見の持ち主。人間でいう二の腕がなく、ひじから先は宙に浮かんでいる。これをドリルに変形させて飛ばすことも可能。
両足をまとめたような一本足になっており、デスドライヴス共通の青い環は足首にアンクレットのようにつけている。
バリアや反射レーザー、ビットを使役してそこから放つ光弾やビームを使った派手ながらも予測不可能な戦いを得意とする。
またデスドライヴズ側には珍しく、必殺技「ミラーボール・ダイヤモンド」を持つ。
クーヌス、ペシミズムと共に襲来し、ペシミズムの幻覚を見せる霧とクーヌスの「時空を操る能力」を組み合わせた上で上記のバリアやビットなどで攻撃することで、「通信もろくに機能せず、視界の悪い中で何処からかほぼ一方的に攻撃を食らう上に下手に手を出した結果、互いに自滅に追い込んでしまう」という戦法(?)でATFを混戦させ、窮地に追い込んだ。
人(?)物像
オネエ言葉で話す生粋のナルシストであり、一人称は「アタクシ」。
基本的には相手を翻弄するような、或いは見下したような口調だが、同胞のクーヌスが独断でクピリダス諸共「塔」=超大型母艦を爆破した時にはドスの利いた声色で苛立ちを露にしていた。
因みに一緒に行動していたペシミズムとは意外と馬が合うのか、コンビネーションを披露している。
最期
ブレイバーン(とルル)の激励によりイサミの勇気が爆発した結果、完成したバーンブレイバーンの輝きに圧倒され、感銘の声を漏らす。
「美しい敵には、美しい技よ!」
対抗するように必殺技「ミラーボール・ダイヤモンド」を繰り出すもバーンブレイバーンには全く通じず、返す刀と言わんばかりにバーンブレイバーンの繰り出した「ブレイブトルネード・アーク」によってペシミズム共々拘束され、続けざまに放たれた「勇気一刀流奥義 ブレイブアブソリュート・ズバッシュ」が回避出来ず直撃。
「ああっ、輝かしい死がやってくる〜……!」
自らが望んでいた「まばゆい光」の技を受けたことに満足げな言葉を遺し、爆発後に消滅した。
余談
元ネタは恐らく七つの大罪の原型とされている八つの枢要罪の一つ「虚飾」。
名前の由来はラテン語で「空虚」の意味を持つヴァニタス(vanitas)と思われる。
以前よりブレイバーンはデスドライヴズの一味である疑惑が視聴者間で持ち上がっており、八つの枢要罪に当て嵌めた場合虚飾(と大穴で色欲)枠ではないかと考察されていたが、ヴァニタスの登場により疑いは晴れることとなった。
Memories_of_Deathdrives
そして9話での爆散からクーヌスに続いて追悼動画が配信された。