概要
2020年10月12日、マテル社はカナダのアニメーション製作会社のネルバナ(ぞうのババールやタンタンの冒険のアニメ制作を担当していた)と提携して、2Dアニメーションとして製作することが発表された(参照リンク)。
また、各エピソード2分のショートアニメがYouTubeで配信されている。また、2022年では、長編作品「めざせ!夢のチャンピオンカップ」のNetflix配信に併せて、約4分に統一されたショートアニメ「ソドーカップへの道」がYouTubeで配信された。
日本では「All Engines Go」という副題は通常用いられることがない、また2022年放送開始のリブート第1シーズンより、14年ぶりに声優陣を一新する。
声優陣一新は2Dアニメーション化に加え、原語版のキャストに子役が多く起用されている事や歌唱シーンを考慮してのこと。前シリーズまでと同じく81プロデュース所属の声優を中心に起用されており、中には別の役で引き続き出演している声優もいる。
日本語版の制作体制や版権管理についてはテレビ東京時代以降から大きな変更は無い。
ちなみに、前述したように、各エピソード2分のショートアニメがYoutubeで配信されていたのだが、実は日本版では、ショートアニメの方が、第25シリーズのテレビ放送よりも先に、2022年11月から公開された。
本家版との違い
- 「汽車のえほん」や「きかんしゃトーマス」等、これまでのシリーズにおける、鉄道社会のリアリティを重視したビジュアルとは異なり、キャラクターのデザインから動作までしなやかなカートゥーンチックの2DCGアニメーションとなり、車輪を手として利用したり、線路上でジャンプしたりするなど、制限が緩和されている。
- 時代設定は、原作絵本やオリジナル版が意識した20世紀から大きく進んだ現代となっており、作中にホログラムやタブレット端末が登場することもある。
- 登場する乗り物や機械は子供と大人で区別されており、レギュラーメンバーである大大大冒険クラブのトーマスやパーシー等は子供としてより小柄な車体(本家でいうと高山鉄道及びとスカーロイ鉄道と同じ大きさ)で、対照的にゴードンやジェームス等は大人としてより大柄の車体で描かれている。また、アニーとクララベルも女の子からお婆さんに変更されている。それに合わせ、原語版では子供の乗り物や機械は子役が演じている。
- 先述の通り全体のビジュアルは簡略化されたものの、黒い瞳や黒い眉から瞳の色や赤毛の特徴の表現など、乗り物キャラクターのフェイスデザインがより多様化した。
- 1回につき2話という放送における契約に合わせ、2話に1曲脚本家が作詞したミュージカル調の歌が挿入されている。
- アラビア数字を除く文字が本編内で一切使用されなくなった。
- 煙を利用したコミュニケーションが頻繁にみられる。
サブタイトル(本編)
サブタイトル(配信)
劇場版
番号 | タイトル | ゲスト |
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1 | めざせ!夢のチャンピオンカップ | YOU、藤井隆 |
2 | 大冒険!ルックアウトマウンテンとひみつのトンネル | ディーンフジオカ、やす子 |