1.SNKの格闘ゲーム「龍虎の拳」シリーズに登場するボスキャラクター。
2.'90年代~現代の超絶テクニシャンを揃えたロックバンド。
1の概要
「龍虎の拳」「龍虎の拳2」の両作品で中ボスをつとめる、サウスタウンを影で牛耳る組織の大幹部。
若い頃のギース・ハワード(26歳)と組織内でライバル関係にある。
同じく詳細
作品によって設定は異なるが、本名がジェームズで元陸軍特殊部隊の大佐、退役後に海軍にいたという噂もあり、得意の「棒術」も特殊部隊在籍時、現地の部族からノウハウを伝授されたともいわれている。
(本編中に、ジョン・クローリーの恩人であると示唆する描写もある。)
気の短いところが目立ち、人から指図されることが嫌い。(やっぱりというかB型。)
好きな言葉は「狼は生きろ 豚は死ね」。
身長体重は187cm、81kgと、190cm越えがゴロゴロいる格闘ゲーム業界では、さほどBIGではない。
では、なにがBIGなのかといえば想像に難くないが、それはあえて言わないのが大人の醍醐味であろう。
とある4コマ漫画では「私はもうMr.BIGではなくMr.ミドルだよ・・」と悩んでいるネタがある。
工場のブルームーン
Mr.BIGのテーマ曲。タイトルは「荒城の月」のパロ。
「龍虎の拳2」では、アレンジ曲「BLUE MOON FACTRY」も作成されている。
(Mr.BIGのステージが工場内であることも関係していると思われる。)
※ちなみにMr.BIGの好きな音楽ジャンルは「ブルース」。
※KOFでのテーマ曲「Dust man」も良曲として知られている。
「彼は凄いわよ。」
KOF'96に出場した際、Mr.BIGを1人目に選択すると、2人の美女をはべらせて登場する。
これだけでも充分に凄いが、美女の1人が相手の目の前まで歩み寄り、「彼は凄いわよ。」と挑発してから去っていく。
Mr.BIGの凄さの片鱗が垣間見える凄い演出といえる。・・・・すごい漢だ。
ちなみにこのゲームの最終戦は、ゲーニッツの起こした嵐によって、うしろで観客が吹っ飛ばされるような大惨事の中で行われるのだが、勿論そのような状況でも、この女性は臆することなくゲーニッツを挑発する。
Mr.BIGへの信頼の厚さがうかがえるワンシーンである。・・・・すごい漢だ。
SNKといえば、背後で暗黒神が復活しているのに、なにごともなかったかのように審判を続ける黒子とかもいたが、それに匹敵するくらい凄いと言わざるを得ない。
では、Mr.BIGのなにがそんなに凄いのかといえば想像に難くないが、それはあえて言わないのが大人の醍醐味であろう。
Mr.BIG自身は「心の隙間を埋めてくれる女」が好みらしい。
「お味噌スープ!」
「龍虎の拳2」におけるMr.BIGの挑発台詞。
SNK格闘ゲームの空耳ネタは多いが、初期の代表的なもののひとつ。
正確には「Over so soon?」であり、「もうイっちまったのかい?」というような意味になる。
色物化
「龍虎」シリーズではシリアスだったのが「KOF」では色物化してしまったのである。代表的なものとして、
■順番待機中にチームメイトが勝つとスキンヘッドが光る。
■妙な台詞が多く、登場時には「ハッピーかい?」と言い、勝利時には映画サタデーナイトフィーバーで主演のジョン・トラボルタが取る決めポーズを真似たり、笑みを浮かべながら漫画ジョジョの奇妙な冒険第4部の主人公・東方 仗助の口癖をもじった「全くグレイトだぜ」という台詞を口にする。
■『'98UM』ではチャン、チョイと組んでクリアすると、スキンヘッドつながりをネタにした専用の一枚絵を見ることができる。
である。
2の概要
1988年にデイヴ・リー・ロスのバンドにいたビリー・シーン(ベース)が中心となって結成され、翌年レコードデビュー。
ギターのポール・ギルバートとビリーらのバトルや、親しみやすい楽曲で、特に日本に於いて多くの層に人気を博す。
このため口の悪い雑誌とかに「ビッグ・イン・ジャパン(日本限定の大物)」と言われるが、当人たちが日本好きなのは言わずもがな。
2002年に一度解散するも、2009年に再結成。
関連タグ
1.
龍虎の拳 ギース・ハワード ジョン・クローリー タクマ・サカザキ
サタデーナイトフィーバー ・・・・すごい漢だ。 デカァァァァァいッ説明不要!!
2.
エリック・マーティン(ヴォーカル。ソロでも邦楽カバーで人気)
Ibanez(ポールが愛用しているギターのメーカー)
ヤマハ(ビリーの愛器「アティチュード」を製作したメーカー)