概要
『仮面ライダースーパー1』の後半からの敵である悪の組織。
ドグマ王国の末期に介入し帝王テラーマクロを妨害し、自ら侵略に乗り出した。
「ジンドグマに逆らう者は直ちに殺せ、必要な物は略奪し、不要な物は全て破壊せよ」という“ジンドグマ憲法”を掲げる。ドグマ王国と比べ“陽”“世俗的”“機械的”性格が強く、最高幹部4人も他の組織より人間性が豊かである。
他の組織と比べて悪魔元帥と4幹部が仲良くおやつにカキ氷を食べていたりなど(ゴールダーの回)、幹部連中の仲が良いのも特徴(平成ライダーになるとそう珍しくもなくなるが)。
その一方で4幹部同士が互いに功を争うことが多く、毎回のように作戦を担当する幹部に他の幹部が『やり方が生ぬるいわ!』、『ワシならもう終わっとる』などと難癖をつけるのが毎回のお約束。ただし功を焦り足を引っ張ったり、他幹部の作戦を妨害するようなことはしておらず、難癖も彼らなりの鼓舞の仕方にも見える。
終盤では幽霊博士が他の幹部が倒されたことに『あんた等の怨みは晴らしてやる』と怒りを募らせていた。
妖怪王女と鬼火司令がうちわで夏の暑さをしのぐというシーンも存在し、この事から彼らは改造体ではなく、身体にメスを入れずに異星人としてそのまま侵略しに来たのかもしれない。
その組織の性格通り、所属する怪人は日用品をモチーフとし、身体のほとんどが機械化されているため、ロボットといっても過言ではない者も多い。
なお、作品が路線変更したため、下記の4幹部と悪魔元帥の間でもコミカルな掛け合いが多い。ただ、やっていることは相当悪質である。
『仮面ライダーZX』によると、バダン総統(大首領JUDOと同一と言われている)が関与していたらしい(平山プロデューサーによる小説や、『仮面ライダーSPIRITS』)。
企画当初はダンカン一味という名称であった。
首領
悪魔元帥
4幹部
魔女参謀
幽霊博士
鬼火司令
妖怪王女
一般怪人
ジンドグマ怪人
戦闘員
ジンファイター
その他
また「ジンドグマ後援会」なる人間の支援者達の組織が存在しており、第42話では彼等を招待した仮装パーティが開催された(罠や作戦ではなくガチのパーティである)。
参加者達がパーティに高級車で乗りつけてやってきているところからしても結構な社会的地位のある人物が後援会に加わっているらしい。
余談
裏設定によると、元々はドグマ王国に属していた者達の中で(理由は不明)途中から分裂した勢力によって結成された組織であるらしい。
また女性の大幹部が登場した最初の組織でもある。