プロフィール
概要
長鳴神社の傍にあるベンチで佇む病弱な青年。
ある日主人公は、持病で余命幾ばくもない彼と出会うことになる。彼とのコミュを成立させるには、コロマルが持っている万年筆※を手に入れる必要がある。
主人公がコミュを進めると「ピンクのワニ」という絵本を作成し、死の間際に完結させる。
その後、出版されたのか、ペルソナ4の巽完二も知っていたり、堂島菜々子の通う小学校の教科書にも載っている。
キャラクタードラマCD『ペルソナ3』vol.1では、新たに無達、たなか社長、舞子、文吉爺さん、神木らのコミュキャラクターに初めて声が付いた。
主人公と望月綾時の2人に焦点が当てられ、ゲームセンターでキャッチした人形が、様々な人と出会うにつれ、わらしべ長者のように次々と交換されてゆくストーリーである。
※ 万年筆を渡す以外の条件もあり、神木から万年筆を無くしたことを聞き(無くしたことを聞かなければコロマルから万年筆を受け取れない)刑死者コミュ(舞子)を3以上、学力を『そこそこ優秀』以上まで上げる必要がある。ちなみに、舞子コミュのストーリー中でも舞子が待っている場所が同じ長鳴神社のため神木がちょい役で登場する。
ペルソナ4では巽完二とのコミュでピンクのワニが絵本で発売しているのがわかりP4Gでは堂島奈々子が学校の宿題で題材として取り扱われている。
ヴァイスシュヴァルツにて
ヴァイスシュヴァルツの3番目のブースターパック「ペルソナ3」より収録。だが、収録当時はカードプールの関係でTCG全体で見て悪名高いカードの代名詞の1つとなるとは思われていなかった。
このカードの能力は下記に通り(一部割愛):
黄/キャラ/レベル:1/コスト:1
【自】あなたがレベルアップした時、このカードを控え室に置く。
【自】このカードが舞台から控え室に置かれた時、相手は自分の手札を1枚選び、控え室に置く。
要約すると、場から控え室に行くたび、相手は手札を1枚選んで捨てる(ハンデス)。当時の他のハンデス効果と異なり、身代わりとアンコールを付与する能力を組み合わせることで効果を即再利用できる、「神木配置→何か理由で神木を控室へ(=相手ハンデス)→再登場能力で再配置→神木を控室へ→⋯」というハンデスループを行うことができた。
当時のブシロード公式環境において、タイトル区分という概念は存在したものの、全国大会ではスタンダードとサイド限定(複数作品が使用可能)で開催となり、カードをほとんどすべて使うことができるため、他タイトルの再登場能力を組み合わせることで大量ハンデス可能。特に戦国BASARA参戦以降、同タイトルのブースターのカード"蹂躙"明智 光秀の追加によって、「神木」「光秀」「アンコール付与」を揃えると、メインフェイス中で自分の手札のキャラの枚数分だけ互にハンデスというコンボデッキが大会で猛威を振るい、これに専用対策をしようものなら他のデッキに勝てないという自体が発生。結果ミラーマッチくらいしか有効策が無いという状態に陥った。
結果、2010年全国大会後にスタンダードとサイド限定禁止を経て、2012年夏に全ての構築条件にて禁止化。同時に、このカードを筆頭にした混成タイトル(複数作品)コンボデッキそのものを問題視したのか、同2010年秋から、地区レベル以上の大会のメインイベントがネオスタンダード(1作品のみ使用可能)を統一した形として、混成タイトルデッキそのものを公式環境から無期限追放される運びとなった。
このレギュレーションはヴァイスシュヴァルツのみならず他ブシロードTCGにも波及し、カードファイト!!ヴァンガードも新ルール「クランファイト」の設立によって、複数クランを混合したデッキ(本来のデザインの意図の混クラン必須デッキ除く)が大半の公式大会では使用不能となった。
ちなみに、このカードと同期のカードは全ての構築条件にて制限/無制限として復帰、スタンダードフォーマットも2022年の公式大会環境に復帰したが、このカードだけは制限にさえ返っていない。
リロード発売に伴い新たにプレミアムブースターが発売されたが、神木のカードがどうなったかは不明。