ゲーム用語として
開幕で発動でき、その上で10割もっていく(相手のHPをMAXからゼロにできる)攻撃、あるいはコンボの事を指す。カードゲームにおける先制コンボデッキでワンターンキルできた場合も開幕10割と言われる。要は「(結果的に)即死攻撃」といったニュアンスである。
ギルティギアの一撃必殺技や豪鬼の瞬獄殺は命中すれば即死だが開幕の発動は不可能であるためここには含まない。
主にゲームのノウハウが手探り状態だったアーケードゲーム全盛期の作品でいくつもの10割コンボがいくつも発見されている。
当然そんなチートみたいな攻撃やコンボを組まれたらゲームが破綻するため今ではそんな簡単に開幕10割ができないよう慎重に各キャラの性能を調整しているのだが、ノウハウが途上でありコンボ調整がうまくてきなかったインディーズゲームなどではデバッグにも等しい有志の検証により10割コンボが発掘されてしまう、グリッジを利用され開幕10割が可能になるといった出来事が今でも頻発している。
また、ブランド化して長く続いたシリーズにおいてはシリーズ中で新登場したアイテムや強すぎたからと仕様変更した結果それらが噛み合い、開幕10割が可能になるといった事故にも等しい開幕10割が発見されることもある。
RPGではレベル上げや装備でのステータス強化も相まって極めるとラスボスですら行動させず初回ターンで撃破出来てしまうゲームも多い。
また味方側では無く、敵側が仕掛けてくるパターンも多い。
こちらは所謂初見殺し系で、対処法さえわかれば切り抜けられるパターンが殆ど。
実際に開幕10割が発生する作品
相手を選ぶが一撃必殺技抜きに、開幕からひっかけ、延々とコンボを繋げることで10割までもっていくことが可能なシリーズがある。この場合選ばれる相手が貧弱すぎることが問題。
上記のギルティギアと同じアークシステムワークスの作品であり、ギルティギア以上のワンチャン掴めば10割ゲーとして有名。勿論上手く決まれば開幕10割を余裕で決められるキャラも多く存在している。まさに世紀末。
事前準備すら必要なく開幕からワンターンキルが可能なコンボデッキが複数存在する。
元々自由なゲーム性ゆえに開幕10割できる強さが前提といったインフレ具合をみせる大会もある。
※他にもありましたら追加してください
Pixivでの使用例
ゲーム用語と同様即死攻撃に対しても使われているが、基本的には最初からクライマックスとほぼ同義で使われている。
漫画の1コマ目からもう読者の腹筋を全部持っていくネタ漫画だったり、作家性が1ページ目から全開の作品だったり、変わり種としては作中のキャラクターを一撃でノックアウト(性的な意味でも)できてしまうシチュエーション等にも使われている。