RFドム
りふぁいんどむ
カタログスペック
概要
『機動戦士ガンダムF90』を初出とするMSの一つ。
火星独立ジオン軍が独自に開発した初期型と、後にクロスボーン・バンガードのMSを開発するブッホ・コンツェルンが携わっている最新型の2種類がある。
初期型
『機動戦士ガンダムF90』などに登場する火星独立ジオン軍の運用する量産型モビルスーツ。最新鋭の技術を導入している事で、外装はドムと全く同じでありながら性能面は全般的にギラ・ドーガ系を凌駕しており、時代に即して武装もビーム系が主となっている。
また、ベース機になったドムと同じく胸部の拡散メガ粒子砲は1基搭載している。
後期型
『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』などに登場する。オールズモビルの運用する量産型モビルスーツ。RFゲルググとは同じフレームを使用しており、両機共において、大掛かりな変更を行わなくとも宇宙・陸上を問わず運用可能と、汎用性も非常に高い。一部資料ではRFグフと同じフレームを使用している設定となっている。
なお、『機動戦士ガンダムF90FF』ではギラ・ドーガの左腕を付けた現地改修機らしき機体やドム・グロウスバイル専用の大型ヒートサーベルを装備した機体が登場している。
武装
- ビームセイバー
背部のマウントラッチに装備された格闘兵装。後期型が装備。
- 拡散メガ粒子砲(ビームシャワー)
胸部に内蔵されている拡散メガ粒子砲。ジェネレーター出力の向上により、目眩し程度の威力からMSを破壊できるまでに向上した。初期型はドムと同様、左胸に1門、後期型は胸部に2門装備している。
- ビームライフル
オールズモビルで普及するビームライフル。フォーミュラー戦記0122やF90FFで確認できる後期型では、ドラムマガジンは右側に倒され、左感に照準スコープ、銃身も太めのモデルが採用されているなど、ザクIIのザクマシンガンとゲルググのビームライフルと組み合わせたような形状が採用されている。
- ビームランチャー
オールズモビルで普及しているビーム・ランチャー。『F90FF』では『フォーミュラー戦記』のものと形状が類似した物を一部機体が携行しているのが確認できる。
- グレネードランチャー
機体後部左側に2連装のものを1基装備。
- ビームバズーカ
一年戦争時から使用されている大型のビーム兵器。『Gジェネ』や『F90FF』に登場した機体が装備している。
- ラケーテン・バズ
一年戦争時に開発されたものと同じ外見と機能を持つ実体弾バズーカ
- MMP-80mmマシンガン
一年戦争時に開発されたものと同じ外見と機能を持つ実体弾マシンガン
- 大型ヒートサーベル
一年戦争末期に旧公国軍が試作したドム・グロウスバイル専用の大柄のヒート・サーベル。旧公国軍のマルコシアス隊のリック・ドムⅡ (ギー・ヘルムート機)が装備していた物と同形状の物を『F90FF』に登場した機体が装備しているのが確認できる
バリエーション
RFデザート・ドム
RFドム(後期型)の熱帯仕様。
RFスノー・ドム
RFドム(後期型)の寒冷地仕様。
ケルンコロニー逃亡部隊隊長機
現地改修らしきパーソナルカスタム機。
右ショルダーアーマーをギラ・ドーガのスパイクアーマーに変更し、頭頂部に四本一列の小さな円錐状の装飾が追加されている。フロントアーマーの左側にMMP-80mmマシンガンの予備マガジンを3本装備している。武装は基本のものに加え、ラケーテン・バズとビーム・バズーカ、MMP-80mmマシンガン。
住民を盾にコロニーに穴を開けるほどの暴挙に及ぶが、ガンダムF90Dタイプに僚機のRFザク二機を撃墜される。自身も蜂の巣にされて無力化されたが、パイロットは無事であった。
機体とパイロットは『フォーミュラー戦記』から登場しているものの、『F90FF』にて細かく描写が行われた。
余談
「フォーミュラー戦記0122」ゲーム中ではパラメーターミスがあり、F90Dタイプのガトリング砲に対し相性が非常に悪く非ダメージ状態でも一撃で撃墜されてしまうことが多かった。重装甲という設定はどこへ行ったのか…。
