概要
ダグ・シュナイドを隊長とするジオン公国軍のエースパイロット育成部隊。
一年戦争開戦にあたり、広くMSパイロットの訓練を行っていたジオンだが、エリートコースに選抜されるには、家柄などのしがらみがあった。
そんな風潮の中でキシリア・ザビが独自に腕が良いが家柄や出身などでエリートコースの選抜より外された若者たちを集め、一定の戦果を上げれば後に結成するエースパイロットのみで構成するエリート部隊に転属させることを約束し、結成した特別競合部隊。
A~Gまでの7つの小隊で構成され、それぞれを競わせることで互いに意識を高めさせ、技術と戦果を上げていく事を目的とする。
開戦時のブリティッシュ作戦で初めて出撃したが特殊競合部隊の認可と「マルコシアス」の部隊名は第1次地球降下作戦からである。それ以降の戦いで次々に小隊が全滅していき、補充兵も加わったが遂にはジャブロー攻略戦で隊員はたった6人に減ってしまい、「競合部隊」の体をなさなくなってしまった。しかし、既に数々の戦果によりマルコシアス隊自体が「エース部隊」と認知されており、訓練生の間でも有名になっていた。グラナダへの引き上げ申請の許可が降り、キャリフォルニアベースから再び宇宙へ上がる頃には他のエースパイロットにも名前が知れ渡るまでになった。
だがア・バオア・クーの最終決戦では多くのメンバーがペイルライダーとの戦いで戦死した。
メンバー
- ダグ・シュナイド(総隊長兼教導試験官)
- ヴィンセント・グライスナー(G小隊)
- リベリオ・リンケ(G小隊)
- ギー・ヘルムート(F小隊)
- セベロ・オズワルド(A小隊)
- アルバート・ベル(補充兵)
- アンネローゼ・ローゼンハイン(補充兵)
- クレイ
- リトナー
- パーカー
- フロイド
- ロン
- ハワード
関連タグ
キマイラ隊:後にキシリアが組織したエースパイロット部隊。とある作品ではあるものを抹殺する為の保険として組織したと言う設定がある。
スレイヴ・レイス:連邦軍の部隊だが故あってマルコシアス隊と一時的に共闘した。