「俺は人間を愛しているから!」
「一番邪魔な蝿を消しに行こうか……!」
概要
『仮面ライダーガッチャード』に登場。
マルガムの素体に似た複数の腕で構成された身体を持つが、魔導師然としたギギストとは異なる黒い身体となっている。
複腕は上に掲げたような造形となっており、金色の球体は両肩と胸元、三角の仮面も腹部に埋め込まれている。
人物像
落ち着いた物腰の同胞二人とは異なり、非常に多弁かつ騒々しい言動の持ち主で、若々しい声色とおどけた態度を取りながら雄弁に語る姿は道化師を思わせる。
「人間を愛している」と嘯いているが、その認識は愛玩動物を戯れで可愛がっているようなもので、自分の愛を受け入れない存在には極めてヒステリックに喚き散らすなど強烈な自己愛を持つエゴイスト。
能力
素の戦闘力も高いが、周囲にある普通の石物から人工生命体・ゴーレムを錬成するなど高度な錬金術の使い手。
余談
声を演じる天﨑氏は、エクシードファイターの兼役である。
元ネタは謎多きフランス貴族、サンジェルマン伯爵と思われる。オカルト界隈では類稀な錬金術師だったとも、神智学とも関与があったともされている。