概要
この名称のモンスターは2種類の異なるデザインが存在する。
先に登場しているのは『ドラゴンクエストⅣ』の、ドラゴンバタフライの上位種。メイン画像のタイプは『ドラゴンクエストⅥ』が初登場となる。
背中にチョウチョのような鮮やかな羽を生やしたドラゴン型のモンスター。元々は妖精の世界に住んでいたドラゴンだったが、魔王によって洗脳されてしまったらしい。 「マヌーサ」を使って相手を惑わしてくる上、ヒャド系や吹雪系の攻撃に強い。『ドラゴンクエストⅩ』では「火の玉」と「ラリホー」を使う。
『テリーのワンダーランド』では「マヌーサ」「あまいいき」「なめまわし」を自力で覚える妨害のエキスパートなので、特技遺伝に利用するのも1つの手。
フェアリードラゴン系のモンスター
- イーブルフライ
怪しい模様の翼を生やした小さなドラゴンのモンスター。どくイモムシがサナギとなってそのかたいカラを破るとそうなるらしい。「メダパニダンス」で相手全体を混乱させたり、「ルカナン」を唱えてくる。
『ドラゴンクエスト モンスターバトルロードⅡ』にも登場しており、第五章で登場している。使用技は「イオ」と「メダパニダンス」だが賢者と組むことで「イオ」が「イオラ」にパワーアップする。
『ドラゴンクエストⅩ』では、ドラゴン系ではなく虫系に分類されている。
- マジックフライ
名前の通り、呪文を使ってくるドラゴン型の妖精モンスター。「イオラ」と「マジックバリア」と「スクルト」を唱えてくる。
『ドラゴンクエストⅩ』では、「スクルト」の代わりに「メダパニ」を使ってくるようになっており、イーブルフライと同様にドラゴン系ではなく虫系に分類されている。独特の色合いを持つ美しい羽はマニアに人気だが、捕まえようと無茶をして多くの者が命を落としたらしい。
- プロメテモス
『ドラゴンクエストⅩ』(Ver.3.1)に登場するモンスターで、マグマを食べて育つという邪悪な妖精の一種。通常攻撃の他に、「ピオリム」や火炎球を使ってくることがある。炎に群がる性質があり、たまに近づきすぎて火傷を負うこともあるらしい。
- とこよアゲハ
『ドラゴンクエストⅩ』(Ver.3.5)に登場。白いチョウの羽を生やした死を招く不吉な妖精。「ピオリム」ですばやさを上げ、「メダパニ」で撹乱し、「イオナズン」で攻めてくる。死の妖精と呼ばれるのは、生死の淵をさ迷う者の周りに無数のとこよアゲハが舞う時美しい花畑が見えるかららしい。
- 桜蝶鬼メイガ
ドラゴンクエストⅩ(Ver.3.0)のストーリーに登場する中ボスで、大地の箱舟の専用車両内で白いフードの男に召喚された異界の獣鬼の一種。3体同時に戦うことになる。2回連続行動、周囲に魅了状態の効果がある無属性の攻撃技「ピンクタイフーン」や周囲に眠り状態の効果がある技「夢路の桜ふぶき」を使ってくる。