CPU
しーぴーゆー
中央演算処理装置(Central Processing Unit)の略。コンピュータのエンジン。
各種演算、メモリへのデータアクセス、各種出入力機器へのデータの出し入れといった処理を行う。
世の中に存在するCPUの大半は単体製品としては存在しておらず、メモリや各種周辺LSIなどを統合したMCU(マイクロコントローラ)として、さまざまな機器に組み込まれている。
最近のパソコン用CPUではシステムコントローラ(ノースブリッジ)やグラフィックコントローラ(GPU)も一緒に集積されていることがある。
有名どころ一覧
汎用
AMD | パソコン・サーバー向けを中心にx86に特化 |
インテル | 現在はほぼパソコン・サーバー向けのx86で圧倒的シェアを誇る。過去にはi960などのRISCプロセッサやARM互換製品などを販売していた |
IBM | PowerPC・POWERシリーズ。現在はIBMのサーバ機のほか、PlayStation3、Wiiなどの据置ゲーム機が採用。PowerPCはAppleのMacintoshのために開発された |
サン・富士通 | SPARCシリーズ。Sunのワークステーションやサーバー機にてよく使われている |
ARM | 組み込み用途におけるベストセラーCPU「ARMアーキテクチャ」を手がける。長らく組み込み市場に特化していたが、最近汎用市場に復帰。非常に優れた電力効率を武器にサーバへの採用が始まっている |