概要
『カードファイト!!ヴァンガードDivinez』、ブースターパック『運命大戦』から登場したカード群。
正確には、【ディヴァインスキル】と呼ばれる特殊効果を持つカードの通称で、アニメでこの名称が使用されている。
六国家全てに存在し、アニメと連動して主要キャラ達の切り札としてデザインされており、そのデッキの中核を担うユニット達。
保有する【ディヴァインスキル】は、そのファイト中1度しか使えない切り札であり、発動すればそれ以降他のユニットも含め、使用者は【ディヴァインスキル】を使えなくなる。
効果の内容自体は様々で、一発逆転の必殺効果から、独特な動きを見せるトリッキーな効果、更に派手さよりも堅実な動きで補助する効果と、ユニットごとに受ける印象が大きく異なる。
一見地味に見えても、使われる局面では非常に厄介な物もあり、新シリーズの看板を担うカード群と言える。
一覧
- 奇跡の運命者レザエル
国家:ケテルサンクチュアリ 運命者:明導アキナ
敗北を回避しつつ、クリティカルを高める天使。
- 無双の運命者ヴァルガ・ドラグレス
怒涛の連続攻撃を繰り出すドラゴン。
- 標の運命者ヴェルストラ“ブリッツ・アームズ”
自社兵器を次々に稼働させるフリーダム社長。
- 万化の運命者クリスレイン
国家:リリカルモナステリオ 運命者:西塔ミコト
仲間が揃う程力が増し、味方の姿を変化させるマーメイド。
- 零の運命者ブラグドマイヤー
全てを無に還す必殺の悪魔。
- 禁忌の運命者ゾルガ・ネイダール
生と死を操り、相手を追い詰める亡霊。
- 時の運命者リィエル=アモルタ
国家:ケテルサンクチュアリ 運命者:???
存在するはずの無い7枚目の運命者カード。
ユニット設定
惑星クレイで起きた、運命力を巡る大いなる戦いの後、突如現れた強大な運命力を持つユニット達。
アニメでは、ガブエリウスが邪悪な存在を倒す為、運命力を集める為に利用したユニット達である事が判明。
運命に導かれるかの如く、運命者同士は戦う定めにあり、どの様な形でも勝敗を決する必要がある。
凄まじい運命力を宿す為、彼らの行動がクレイの未来に大きな影響をもたらす。
ゾルガやヴェルストラ等、以前の大戦から活躍した者もいれば、レザエルやクリスレイン等、表舞台に目立って出てこなかった大物等、強大な力と運命力を持つ以外に共通点が無い。
地球に降り立ったガブエリウスを介し、各ユニット達が運命者カードの所有者を選定し、『運命大戦』を開幕。
運命大戦は運命力を集積させる為の儀式であり、ファイトを通じて勝者に運命力を蓄積させ、6人分の運命力によって運命を実現させる力、デザインフォースが発現。
最後に勝ち残った者は、運命者のユニットによって願いがかなえられ、ガブエリウスはデザインフォースによって宿敵を討つ事が叶う。
運命者カードには運命者である事を示す紋章が刻まれ、ファイト時にもスリーブが専用の物に置き換わる。
勝者は敗者から運命力を譲渡され、カードに刻まれた紋章も消失する。
明導アキナとレザエルが勝者となった事で、運命大戦も終結、するはずだった。
しかし、運命者カードと対を成す宿命者カード、その使い手である宿命者達が現れる等、ガブエリウスの想定を超えた事態に発展する。
宿命者カード
運命者と対を成すカード群。
運命者と同じく【ディヴァインスキル】を有しており、基本的に同じ様な使い方となる。
設定では、運命大戦終結後に予言された、運命者と戦う定めにある6体のユニット達。
運命の担い手達に対し、『宿命決戦』という形で運命力を巡る戦いを仕掛ける。
アニメでも、各運命者と何らかの宿命を持つ者達が使い手であり、願いを叶える為に運命者に挑むが、願いが暴走状態にある。
紋章も宿命者専用の物になっている。
一覧
- 無限の宿命者レヴィドラス
国家:ストイケイア 対となる運命者:零の運命者
- 至高の宿命者リシアフェール
国家:リリカルモナステリオ 対となる運命者:万化の運命者
- 秤の宿命者 アルグリーヴラ
国家:ドラゴンエンパイア 対となる運命者:標の運命者
- 凌駕の宿命者 インバルディオ
国家:ブラントゲート 対となる運命者:無双の運命者
- 守護の宿命者オールデン
国家:ケテルサンクチュアリ 対となる運命者:禁忌の運命者
- 時の宿命者リィエル=オディウム
国家:ダークステイツ 対となる運命者:奇跡の運命者
関連タグ
ドリーム・クリーチャー:ほぼ同時期に登場した、別ゲームにおける特別なカード達。「専用のシンボルがある」、「対を成す存在が後から登場する」等、似通った点があるが、こちらは全て既存のカードの最新リメイクになっている。