以下、注釈ないものの読みはすべて「かどかわ」とする。
地名・河川名
人名
- 角川源義:角川書店創業者、同社初代社長。
- 辺見じゅん(清水真弓):出生名角川眞弓。源義の長女、歌人、ノンフィクション小説家。幻戯書房創業者。代表作『収容所から来た遺書』『ラーゲリより愛をこめて』『男たちの大和』。
- 角川春樹:源義の長男、角川書店2代目社長。自らエグゼクティブプロデューサーとして映画進出し、更に原作小説も映画に絡めてプッシュアップするというメディアミックス手法(角川商法)で大成功を収める。しかし後にフジサンケイグループ台頭に伴い失速、副社長であった弟・歴彦と経営方針で対立し、歴彦と彼の下についていた社員多数が角川を退社する「角川お家騒動」に至った。更に長男と自分自身が立て続けに不祥事を起こした事で角川書店を退社。後に角川書店とは資本的に独立した企業として角川春樹事務所を設立し出版・映画事業に再度乗り出している。
- 角川歴彦:源義の次男、角川書店4代目社長。テレビや雑誌などのメディアに早くから注目しており、テレビ情報誌やゲーム雑誌の立ち上げを推進。上述の兄・春樹との対立で退社した後は彼とともに退社した社員達とともにメディアワークスを創業。春樹退社後に角川書店に復帰(後にメディアワークスも角川書店傘下に復帰)し、書籍や映画以外のメディア展開の多角化により現在のKADOKAWA路線を築き上げた。東京オリンピック(2020年)での贈収賄事件で起訴されKADOKAWA会長職から退任。
企業名
- 角川書店(現KADOKAWA):上記角川源義が創業した出版社。現在はKADOKAWAのブランドとしてその名を残している。pixivに本タグで登録されているイラストの大半が同社出版物関連のイラストとなっている。
- 角川映画:角川書店・KADOKAWAの映画ブランド。角川春樹時代には映像化事業のみを行っていたが、後に角川歴彦時代には大映の製作スタジオやヘラルドの配給網・劇場運営を引き継いだ(劇場運営についてはシネコン「シネプレックス」をユナイテッド・シネマに譲渡したため、現在はミニシアター「角川シネマ有楽町」1館のみとなっている)事から制作・撮影・配給・興行を一貫して行えるようになった。
その他
- 角川(かくがわ)学園:漫画『ハイキュー!!』に登場する架空の私立学校。