俺はマッドカルテルのスーパースター、パクだ。日本の平和は今終わった
CV:酒味たろう
概要
左利きである。
本名は「パク・ソジュン」という韓国人で、同名の韓国人俳優(Park Seo-joon)がいる。
人物
容姿
黒髪に白のメッシュを入れ、灰色を基調としたジャケットを着た韓国人の青年。
2024年7月29日の動画で香坂慎太郎と交戦した際に左手人差し指の第1関節より上の部分を失った。義指がまだ完成していないのか、香坂との交戦以降の動画では左手人差し指のみ第1関節より上の部分が描かれていない。
性格
共に裏神壊滅のため派遣されたファビアンJr.に比べると、感情豊かで自身のことを「スター」と称する。セリフの節々で自分をアイドルと思う発現や女性に関係するワードを並べる辺り、美意識も高い性分をしており、演出にこだわる場面も散見される。
能力
マッド・カルテルのボスが裏切った元日本支部こと裏神の殲滅のためファビアンJr.と共に日本に送った際、ダヴィッツからお釣りがくると言われていることからも分かるとおり、高い戦闘力を持っている。
「ガンストックウォークラブ」という獲物を操る。
元々は北米先住民の武器で、棍棒と投擲を兼ねるが、パクのものはこれをヒントに改良したものだと思われ、内側は斧になっている。
加えて右手にはメリケンサックをはめており、ボクシングにおける基本にして重要なジャブの一種である(フリッカージャブ)を交えた戦術により、近接戦では驚異的な実力を見せる。
活躍
セリフはないが初登場。
マッドカルテルのボスからダヴィッツの援護としてファビアンJr.や付き添いの部下3人と共に日本に派遣された。
- 2024年6月7日の動画(久我虎徹)
裏神の下部組織・王群痛を壊滅させるためファビアンJr.と共にナワバリに侵入し、トップの山口修二をファビアンJr.が両断したあと、共に他の構成員を殲滅した。
「本国からスターが来ちゃったよぉ」
- 2024年6月12日の動画(久我虎徹)
裏神の下部組織・苦反鯨を逃亡した岸本という構成員を除き、皆殺しにして壊滅させた後に久我と対面して交戦する。
序盤から中盤までは均衡していたが、ボクシングを交えた戦法で天秤を傾けさせかける。しかし、久我の想像を超えた執念で反撃を許してしまう。そこへ逃亡した岸本が京極組の高砂明夫を連れてきた事で状況の不利を悟って離脱した。
「お前は殺すよ…朝も昼も夜もずっと背中には気をつけておきな」
- 2024年6月21日の動画(久我虎徹)
裏神のアジトに隣のビルの屋上から侵入し襲撃した。そして、アジトを爆破して撤退しようとしたが、鳳崎桔平が後を追ってきたため迎えにきたファビアンJr.と共に迎撃する。ファビアンJr.とのコンビネーションや鳳崎の動きを読むことで鳳崎を守勢に回すが、鳳崎に強引に距離を詰められたことで八極拳を腹に喰らう。しかし、寸前で腕を交差したことで致命傷を避けていた。その後、増援が来ることが予想されたため、鳳崎の一瞬の隙をついてファビアンJr.と共にバイクで撤退した。
「俺たちと2対1…勇気だけは一流だね」
- 2024年7月29日の動画(久我虎徹)
ジェフと合流し、麻薬を船に乗せる。しかし、これを察知した香坂慎太郎が襲撃にきてしまう。ジェフは船内に麻薬を運び込んでおり、ファビアンJr.は香坂が投げた手榴弾を弾き飛ばす過程で海に落下したため、香坂と一騎打ちになるが香坂に人差し指を斬り飛ばされるなど劣勢であった。しかし、これに気付いたジェフが船内から出てきたことで状況が好転する。ジェフが数十キロはあろうかという麻袋を4つ投げ、自身は拳銃で香坂がジャンプで回避する道を塞いだ。これ以上の追撃を断念した香坂は、鳳崎のボートに乗って撤退し、香坂を追いかけることはできないと判断すると自分たちも撤退した。
「香坂ちゃんと真正面かぁ~。ちょっと痺れるじゃぁん」
- 2024年7月31日の動画(久我虎徹)
潜入させていた偽反町が裏神にばれて山道に香坂が来るという偽の情報を流されて構成員を向かわせた。その結果、反町とタンタンの車をつけていた構成員はタンタンによって機関銃で車ごと蜂の巣にされたが、予め罠であることを予期していたパクとファビアンJr.はその後方を走っており、構成員の車を爆破して反町達の車を崖下に吹き飛ばした。しかし、タンタンが崖に吹き飛ぶ車の窓から乗り出して、自分たちの車に向けて2発撃ち、正確に自分たちの頭部を狙った1発に気を取られていたパクはもう1発が燃料タンクを撃ち抜いていたことに気付かず車が爆破され、ファビアンJr.と共に吹き飛ばされた。山の奥の方に吹き飛ばされたファビアンJr.に対して自身は崖下に吹き飛ばされ、崖の中腹に降り立った。すると同じく中腹に降り立った反町と鉢合わせ激突することとなった。
「よかったねえ~スターに殺される方が思い出になるじゃん」
マッドカルテルスター戦闘者 VS 裏神 冷徹極まる武闘派策士 死闘の果てに
- 2024年8月12日の動画>(久我虎徹)
反町との激闘が描かれる模様。
余談
名前について
彼のファミリーネームである朴(박)姓は、韓国人の苗字では金(김)氏、李(이)氏、崔(최)氏に続く国内4位のメジャーなものである。(解り易く言うと、日本では「田中」くらいメジャーである。)韓国では苗字の絶対数が少なく同姓人が非常に多いこともあり、韓国人は自己紹介する際にはフルネームを名乗ることが一般的なのだが、彼は上の名前しか語っておらず、現地のファンには少し違和感のある登場シーンだった(また、それ故に本名を知りたがる声も散見される)。余談だが、韓国では5位の鄭(정)氏まで含めた苗字トップ5で全体の5割前後を占めている。
また裏神事務所に襲いかかった時に彼は香坂から「どうしたんだ、パク。ビルの清掃員にでもなったのか」と言われており、こちらでも普通の口調ながら苗字だけを呼び捨てにされていた(韓国では目上の人間相手には常に敬語を用いる文化であり、また呼びかけで苗字だけを呼ぶのもタブーとされている)。このことから彼と香坂の関係は「同期または香坂が後輩だが、実態は不仲」ということになると思われる。
後に香坂が「あの頃は同じアジア人として優しくしていましたが」と言っていた時もやはり名前やフルネームで呼ばなかったことから当時から香坂より上の立場だったが、彼からは内心で嫌われていたという関係で事実上確定した。
語学力について
さらに彼は久我との戦闘時に「パックンフラワー(뻐끔플라워)になれよ!」「パックマン(팩맨)になれよ!」などと言われているが、どちらも彼の苗字とは発音が異なる。しかしこれに対して彼は正確に「朴だけにかぁ!」と返しており、日本語の高い語学力を持っていることがうかがえる。
「スター」にこだわる理由
パクが「スター」にこだわる理由について、バグ大公式Xでは以下のように説明されている(参照)。
「パクはマッドカルテルの中でアジア人差別を受け… その時テレビに映った母国 韓国スターを見て、彼は自分もきっとスターになれると信じた。」
関連タグ
ファビアンJr. - 裏神壊滅のため共に派遣されたマッドカルテルの同僚。
ダヴィッツ - 最初に裏神壊滅のため派遣されたマッドカルテルの同僚。こちらは単独で来日した。