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吉祥寺頼子の編集履歴

2024-08-13 10:56:33 バージョン

吉祥寺頼子

きちじょうじよりこ

【推しの子】の登場人物の一人。同じ赤坂アカ原作の作品「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」においてもその名前を確認できる。

声:伊藤静


概要

推しの子】に登場する少女漫画家。作中世界では人気漫画「今日は甘口で」(今日あま)の原作者として知られている。

第二章で「今日あま」実写ドラマの現場が舞台になった際に初登場し、後に第五章「2.5次元舞台編」でもストーリーのメインに関わってくる。

第五章で登場する少年漫画家の鮫島アビ子は彼女の元アシスタント。

ちなみに漫画の作業環境はデジタル。


なお、原作者の前作『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』においても、その名前を確認できる。


人物

“人気漫画の原作者”の肩書を鼻にかける事も無い、気さくで温和な人物。アビ子からは「陽キャ」扱いされている。

アクアかなあかねメルトが相談の為に仕事場を訪れた際も、快く彼らを受け入れていた(が、メルトに対してだけは塩対応をしていた。理由は後述)。

ちなみにこの際、受け入れ早々盛大に乾杯しようとしていて失敗し(アクア達が全員未成年だった為)一人で飲み始めた為、アクアから「さては飲兵衛だな……」とツッコまれた。(なお、中の人も酒豪で有名)

ただ場数を踏んでいる分、時折「週刊連載って人間のやる仕事じゃないから! 脳を週刊用にチューンナップされた兵士がやる仕事だから!」だの「編集の仕事は『売れる漫画を作らせる事』と『売れた漫画を終わらせない事』」だのと口走る等、つい“業界の闇”を漏らす事も……。


若く独善的なアビ子とは対照的に謙虚な性格で、自作のメディアミックスの際はあまり我を通さず現場の良心に任せる主義。しかし本人は「根が陰キャだから上手く出来ない」と言っており、その結果ドラマ版は演技未経験のキャストによる下手な演技」「大人の事情原作に居ないキャラクターをねじ込む」「単行本14巻分の内容を6話に圧縮したことによる超展開の連続」……と実写化の死亡フラグをしっかり回収した結果、散々な出来になってしまい低評価の嵐、頼子や彼女のアシスタント達を失望させる羽目になった。


頼子自身は実写化を受けた時点で最初から覚悟の上だったらしく、ドラマ自体も配信日に欠かさずチェックしている。アクアのおかげで、最終回を視聴した際は『実写化を受けてよかった』と涙を流した。


頼子は現場を引っ張ったかなと終盤で底上げしたアクアには感謝していたものの、主演でありながら演技力の低さを晒したメルトに関しては完全に戦犯扱いをしている(アニメではアクア達と挨拶した時に比べて明らかに声のトーンが下がっており、より露骨な態度になった)。アクア曰く「原作者にとっては親の仇みたいなもんだろ」※

とは言え、後の『東京ブレイド』2.5次元舞台での出来事がきっかけで、精神的に大きく成長したメルトを見直したような描写もあった。


※メルトの演技が最低だったのは事実だが、そもそも鏑木P初めてとした制作サイドがその演技をOKとしている以上彼が自力でそれを自覚・改善することは非常に難しい上、仮に自覚・改善に進んだとしても弱小タレントに過ぎないメルトでは結局成果を上げることが難しかったことは想像に難くない。

実写化失敗の戦犯はメルトではなく、彼の実力不足を承知・工夫も無しに起用した鏑木Pをはじめとした制作サイドの大人達であることは留意するべきである。

※※ただし原作崩壊前提で企画を実行したのは鏑木P初め上層部で、現場単位での仕事は映画撮影を通して演出を学んだアクアも評価するくらい丁寧なものだった。



アクアたちに対する縁からか「15年の嘘」ではアビ子と共に脚本協力をしてくれた。




余談

概要にも記したとおり、『かぐや様~』原作漫画に於いてもその名前を確認できるのだが、アニメ版の方ではなぜか名前を「青坂アオ」と間違えられてしまっている。(※原作者名「赤坂アカ」のパロディ)


彼女自身は芸能人ではないが、弟子のアビ子が起こしたトラブルに巻き込まれたアクア達の相談を受ける形で第五章ストーリーに深くかかわってくる事からか、師弟揃って単行本6巻の表紙を飾っている。


関連タグ

推しの子 かぐや様は告らせたい

鮫島アビ子

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