宇宙怪獣ムクムク
うちゅうかいじゅうむくむく
「ムクムク」とは、特撮TV作品『ファイヤーマン』に登場する怪獣。
概要
第19話「宇宙怪獣対原始怪獣」に登場。
重力が途轍もなく重い超重力星から小型宇宙船に乗って地球へとやって来た、地球のコアラによく似た姿の大人しい性格をした宇宙怪獣の一種。
地球にやって来た当初はぬいぐるみ程度の大きさで、地球の重力が母星よりも小さかった影響で巨大化してしまったが、足利村に住んでいる健太少年と知り合い仲良くなった。 ちなみに好物はキャベツ。
村がマクノザウルスに襲われた際に、健太少年に連れられて村を護るために奮戦するも、実力の差があり過ぎて全く歯が立たなかったが、駆けつけたファイヤーマンに助けられ、彼と協力して見事、マグノザウルスの撃退に成功。
事件解決後、ファイヤーマンに重力を与えられて元の姿へと戻ると、SAFの千葉太隊員が修理した小型宇宙船に乗って宇宙へと帰っていった。
そして…
『ファイヤーマン』放送から46年、なんと!円谷プロの怪獣達の住む理想郷を描いた『空想科学絵本かいじゅうのすみか』への登場が決定した。宣伝隊長に任命されたほか、この絵本をモチーフにした体感イベントにも登場。そしてスーツが実際に作成されるなど幅広く活躍した。
当初はピグモンなど異論が多数出たが、円谷プロ会長の塚越氏が「従来の企画との差別化を図りつつ、人気の高い初期ウルトラ怪獣以外のキャラクターをフィーチャーすること」を意図し、ムクムクを推したことで実現したらしい。
2024年のウルサマのショーでパブリックの前に公開された。
余談
名前の由来は健太少年曰く「ムクムクしてるから」とのこと。