再評価
さいひょうか
概要
かつて評価されなかった対象が時間の経過を経て評価されるようになる事。
その当時はマイナーなものだったり、時代に埋れてしまったもの等が様々なきっかけで注目され衆目されるにしたがって考察されて評価が改めてされるケースが多い。
なおあまり売れなかった書籍やゲームが良い方向に再評価された場合、流通数が少ないためにプレミア化しやすい。
反対に、発売当時はミリオンヒット級だが、後年悪い点が発見され、悪い方向へ再評価されたケースも稀にある。
きっかけの例
ただし、最初の例に関してはあくまでも「比べたらの話」であって「単体」で評価されたわけではなく、結局はその出来の悪い作品の評価に依存した、存在を認めるものでもあるため、そのほとんどは妥当ではなく、一種の掌返しでもあるため、従来からのファンや制作者から反って失礼なことでもあるという点は忘れてはならない。
その一例
- 梶原一騎の作品
本人の不祥事によって作品すら評価されなくなってしまったが、没後に再評価の機運が訪れた。
- 山川純一の作品
掲載誌の性格上(ゲイ作品)である前に無名の漫画家であったが、ネット上の流行や埋れていた作品の発掘や未発表作品の発見で復刊の運びまでいった。
元々隠れた名作として評価されていたが、リメイク版の粗末さに怒りの声が上がりオリジナル版が再び注目され再評価されている。
攻撃に2ターンかかるため、ガチ対戦で採用されにくい技だったが、Zワザやダイマックスの登場により、一気に実用的な技となった。
遊戯王OCGのカード。LL-インディペンデント・ナイチンゲールとの凶悪なコンボが発見され、禁止カードとなった。
魔夜峰央の作品の一つで本人自ら打ち切った全三話の「埼玉をdisりまくった」漫画。これが再ブレイクした際、当時私生活で窮地に陥っていた魔夜を救った逸話がある。
上映当時の興行収入は芳しくなかったが、金曜ロードショーでの地上波放送で再評価された。近年は関連グッズでの売り上げを伸ばしている。
悪い方向へ再評価された該当作品。本作を皮切りにアニメ版の改悪要素を多数逆輸入した路線変更が為されており、メディアミックスの負の要素の代表例でもある。後年の再評価で路線変更に対する評価が変化した作品でもある。