概要
パーソナルカラーは白で頭部と胸部には緑と青と赤と黄色の4色の虹が施されており、ジャッカー電撃隊初期メンバー4人が黄色いマントなのに対し、ビッグワンは裏地が赤の白い大柄のマントを着用している。
「我ら、ジャッカー電撃隊!」の名乗りにはポジション上、基本参加せず、最終回が最初で最後の参加となった。
元々、ジャッカーは4人制ゆえにセンター不在だったのだがビッグワンが加わると彼がセンターを担当。行動隊長という立場ゆえに納得できる位置ではあるがそれにより、本来のリーダーであるスペードエースが不遇な印象も持たせてしまった。
スペック
初期メンバーそれぞれが持っている核・電気・磁力・重力の4大エネルギー全てを併せ持ち、機動力も高い。白い鳥人の異名を持ちながらも鳥の要素はないがマントで飛行可能ゆえに超人ではなく、鳥人としているのかもしれない。
4戦士全ての力を持っている為、ジョーカー(切り札)的存在でシリーズ通しても最強クラスの戦士として扱われており、客演時を含めても負けるどころか苦戦する描写すらないという無敵っぷりを誇る。
こういったイメージから、199ヒーロー大決戦で描かれたレジェンド大戦の裏側ではアカレンジャーと双璧をなすスーパー戦隊の総大将的な存在として描写され、スーパー戦隊レジェンドウォーズにおいてはゴレンジャーとジャッカーの両方に影響を与えるレジェンダイヤでアカレンジャーとビッグワンのツーショットが採用された。
一方でパワーバランスのためか戦闘シーン自体は少なく、ビッグボンバーを使うように指示を出した後に登場して、ビッグボンバーを放つことのほうが多い。
変身プロセス
強化カプセル無しで変身できるが変身バンクはない。
百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊においては胸ポケットのバラの花弁に口づけをした後、それを空に投げつけると同時にジャンプしての変身を披露し、ビッグボンバー使用時の参戦シーンが挿入された。
武器・技
ビッグバトン
変身前から愛用している杖。4大エネルギーを纏っている。
ビッグワンフィニッシュ
バトンの先端に4大エネルギーを集中した状態で殴りつける。振りの鋭さゆえに傍目からは切り裂いているように見えるほど。
実はジャッカー本編では一度も使用されなかった幻の技であり、ガオレンジャーVSスーパー戦隊で客演した際に初披露された。
余談
- 上記のように戦隊ホワイトの扱いだが赤・青・黄・緑のラインが含まれていること、極めて特殊な立ち位置などから、虹の戦士。資料によってはその他等、特定の色に分類されないこともある。
- 虹色に関しては黄色以外は初期メンバー男性陣の色であり、ハートクインの桃色が使われなかった理由は桃色よりも黄色のほうがバランスが取れたためと思われる。
- 『海賊戦隊ゴーカイジャー』では初期レンジャーキーの1つである為、追加戦士のゴーカイシルバーではなく、初期メンバーのゴーカイイエローがメインの変身者となっているが女性戦士である為、スカートのついた女性仕様となる。追加戦士にもかかわらずセンターにいないことに違和感が出る辺り、さすがの存在感といえる。
- 『スーパー戦隊最強バトル!!』では登場こそしていないものの、変化球チームに属している事がトーナメント表から確認出来る。
関連タグ
ジャッカー電撃隊 番場壮吉 最強戦隊チートレンジャー 戦隊ホワイト
邪鬼ング:ビッグワンを歪めたデザインとした戦隊怪人。
ドンモモタロウ:同じく「仲間を必要とせず単騎で全てを終わらせられる戦隊ヒーロー」だが、唯一勝てない天敵も存在する。