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VOREの編集履歴

2024-09-23 21:54:08 バージョン

VORE

ぼあ

丸呑みフェチ。特殊性癖「Vorarephilia」の略。

概要

丸呑み」フェチの外国語表記。

"Vorarephilia"(ボラレフィリア)の略称であり、"VORE"と書いて"ボア"と読む。


捕食フェチと同じく、動物が動物を捕食するシーンに性的興奮を抱く人達の集うジャンルのである。明確な違いとして、voreは捕食の中でも生物が他の生物を咀嚼せずに丸ごと呑み込んでいるものがvoreジャンルとなる。


流血描写やグロシーンが必ずと言っていいほど含まれる捕食とは違い、

流血描写や欠損描写が無く、ややソフトなタッチが多いのが特徴。

  • ヘビが卵を丸呑みにしているシーン
  • 怪獣が人間を生きたまま飲み込むシーン
  • スライム等が生物を完全に包み込むシーン

などが挙げられ、捕食対象にダメージを与えることなく丸呑みにするというのが最大のポイントである。


先ほど丸呑みは流血描写やグロシーンを伴わないと説明したが、丸呑みフェチの中には流血描写・欠損描写・消化描写を好む者もおり、そういったものは「Hardvore(ハードボア)」という括りにされている。


逆に、ダメージ描写やグロ指定が無いものは「Softvore(ソフトボア)」と呼ばれる。

こちらは特にR-18指定が必要ないが、捕食シーンそのものがショッキングであるとしてR-18、R-18Gタグをつけたがる人もいる。


基本的には動物の捕食シーンが起点となっているため、動物同士の捕食シーンや、ドラゴンなど架空の生物が人間を捕食するシーンが多数であり、ケモナーに好まれる。日本よりも海外のほうがメジャーなカテゴリである。


近年では、人間同士の丸呑みシーンも注目されるようになった。巨大化した人間(又は小人化した人間)との丸呑みシーンや、体内探索のために身体に侵入するシーン、モンスター化した人間が人間を捕食するシーン、意味もなく人間が人間を捕食する一見ギャグのような捕食するシーンなどバリエーションは多岐にわたる。


ちなみに、食べられた生き物がその後どうなるかという点に関しては、完全に各々の趣味となる。丸呑みにするシーンのみを抜きどころとする者もいれば、胃袋で消化される場面までを含めて丸呑みフェチであると主張する人もいる。中には排泄シーンまで入れたがる人もいるが、消化シーンやスカトロ要素は苦手とする人も多いため注意が必要。



ジャンル内での名称の扱い

基本的に丸呑みフェチは全て「Vore」あるいは「丸呑み」の括りである。

流血表現を含む丸呑みシーンはHardVore(ハードボア)と呼ばれ、

流血表現を含まない丸呑みシーンはSoftVore(ソフトボア)と呼ばれる。

現在はVoreと言うと専らSoftVoreのことを示す風潮になっている。


またもう1つの特徴として丸呑みにする部位ごとに名前が違う点が挙げられる。

  • 口から丸呑みにする場合は「Oral vore(オーラルボア)」 通常の捕食
  • 尻尾で丸呑みにする場合は「Tail vore(テイルボア)」
  • 乳首で丸呑みにする場合は「Nipple vore(ニプルボア)」
  • お臍で丸呑みにする場合は「Navel vore(ネーブルボア)」
  • 胸の谷間、又はおっぱいで丸呑みにする場合は「Breast vore(ブレストボア)」
  • 長い髪の毛でぐるぐる巻きにし、消化吸収する場合は「Hair vore(ヘアーボア)」
  • お尻から丸呑みにする場合は「Anal vore(アナルボア)」
  • 女性器で丸呑みにする場合は「Unbirth(アンバース)」 別名:胎内回帰
  • 男性器で丸呑みにする場合は「Cockvore(コックボア)」
  • 全身(特に開口部のない皮膚)で丸呑みにする場合は「bodyvore(ボディボア)」

基本的には身体の部位名にVoreを付けた名称となっているが、

女性器での捕食のみ、出産するという意味を持つ「birth(バース)」に、un(逆流)の意味をつけた「unbirth(アンバース)」という名称で定着している。


動物が捕食者

丸呑みするシチュエーションにおいては、捕食側と被食側の体格差が現実的なほど良いとされている。そのため捕食する側は多くの割合において猛獣や怪獣巨ケモなどの巨大生物を主としたケモノ人外系が多い。

一方、現実的な生物である蛇などに、人間がぎゅうぎゅうに飲み込まれるというのも十分需要はある。


  • ケモノ・ドラゴン系

センシティブな作品センシティブな作品

Voreイラストの捕食者側の大多数を占めると思われる。

実際に丸呑みによる捕食を行う生物の基準で当てはめるとヘビやトカゲなどがそうであるため、

爬虫類系やドラゴンなんかが特に多い傾向にある。

版権ではポケモンなどが人気。

センシティブな作品

海外ではビロウスに登場するレイン将軍というキャラクター(左)がそのVoreポテンシャルに満ちたキャラクター性から非常に人気を博している。また海外では各自の性癖に合わせたオリジナル生物を作る文化が盛んなため、シンクス(右)というほぼVoreのために作られたような創作種族なども強い人気がある。


  • 植物系

Artichoke

ウツボカズラやハエトリソウなどの食虫植物も需要がある。

植物による捕食の場合はPlantVore(プラントボア)とも呼ばれる。


  • 機械系

数は非常に少ないがロボットやメカ系のキャラが登場するものもある。

例えば、月刊少年キャプテンに連載された秋恭摩の「魔獣結社」で、機械の怪物が人間を丸呑みするシーンがある。


人間が捕食者

  • サイズ差あり系

センシティブな作品

ケモノではない巨大な人間や巨大娘が人間や他の生き物を丸呑みにするパターン。

または通常サイズの人間が縮小された人間(シュリンカー)を補食するシチュエーションである場合が多い。

これらは人によってVoreに含むとする人と含まないとする人とがいるが、もっともメインキャラ(捕食する側)がケモノキャラであればケモ呑みというタグも存在するため、そこで住み分ける方法もある。

海外では「sizevore」というタグが付けられる。


  • サイズ差なし系

センシティブな作品

同じ体格の生物が、他の生物を生きたまま丸呑みにするパターン。

多くの場合、生物的な骨格や体系を無視する必要があるため"現実的ではない"と好みがわかれることも多い。スライムや同化フェチを含む。

海外では「samesize」というタグが付けられる。


  • 膨腹系

センシティブな作品

好きなキャラクターが誰かを捕食した後のワンシーンを描くもの。

胃袋の中で捕食した相手が生きている様子、消化されていく様を観察するパターンもある。

妊婦とは違い、胃袋が膨らんでいる。大食いフェチ空気膨張に派生する。

海外では「stomach bulge」というタグが付けられる。



その他の描写


食べられる直前を描くもの

ゲイル×ゲイル

丸呑みされる直前のシーンも非常に需要がある。

小説などでは、捕食に至るまでのドラマを登場人物の心境から背景まで緻密に描かれる場合が多く、捕食シーンの段階で物語が完結するストーリーも多い。


被捕食者が食べられる恐怖に震えてたり、捕食者が「食べちゃうぞー食べちゃうぞー」と口を大きく開けてるものや、

舌で被捕食者を舐めまわしていたり、口から垂れる涎などが興奮ポイント。


カメラアングル

  • 捕食カット(Mawshot)

No Fish (vore)センシティブな作品

カメラアングルも多数に渡り、喰う側食われる側と両方写したベーシックなアングルの他にも、

被捕食者の視点から見たアングルや、口の中から怯える被捕食者を見下ろすアングルなどもある。

とにかく肉体的。むっちりしてる。また涎や体液でべっとりしているとポイントが高い。


  • マウショット(構内描写)

the beast maw危機の口

食べられる側の目線でカメラ一杯に口がぐわーっと写って迫ってくるアングル。

マウショットという単語自体はvore行為に関係なく、単にキャラが口を大きく開けて口内を強調した絵にも使われる。口フェチや舌フェチにも需要が高い。

海外でも「Mawshot」と表記される。


  • 口の中からの光景

無題スーパーわっふるタイム

被捕食者目線で描かれるものとそうでないものがあり、

前者の場合は食べられてしまった被捕食者が最後に見れる光景が描かれる。

後者の場合は捕食者の喉のあたりからの視線で、映っている被捕食者がこれから喰われる事を強調する為、フレーム周りに口の内側の側面が描かれている事が多い。


食べられている最中

あばばばばぎゃぁぁぁぁ!!!


喰われ方にも種類があり、頭からぱっくり飲み込まれるのと足からズルリズルリと飲み込まれる方法がある。


  • 頭から

頭からぱっくり飲み込まれる方法は、足で必死に抵抗するのが見所。

腕まで飲み込まれてはもう助からない。


  • 足から

センシティブな作品

足から飲み込まれる方法は、恐怖に怯え絶望する捕食対象者の顔が見えるのがポイント。

また腕も最後まで残りやすいので、必死に抵抗してもがく姿も見れる。

言葉も話せるので何を叫ぶかもお楽しみである。


また、捕食する側がとても大きく捕食対象者を全身一気に飲み込もうとして、それを全身で抵抗する…というシチュエーションも忘れちゃいけない。


食べられた後

Twibellyオオカミはキツネを消化

Voreの終着地点。

ここまで来たら被捕食者さんは諦めて、内蔵の温かさを噛み締めましょう。

胃液でベチョベチョにされていたり、体内のせまさにぎゅーっと押しつぶされていたり、

前述の通りVoreられちゃって絶望する被捕食者が見所。


捕食されたキャラの結末は描き手によって多種多様。

  • 消化液で消化されてグロになる
  • 胃石ですり潰されてグロになる
  • 反芻される
  • 下から出てスカになる
  • 転生する

よりファンタジー要素が強い場合は食べられたキャラが必ず死亡するエンドであるとは限らない。

  • 消化される前に吐きだされて全身体液まみれのベチョベチョ状態になる
  • 胃と腸を通過したのにどこも一切消化されずそのままの姿で下から出てきて体内貫通を遂げ生還する

…等々と、性癖の交差点のようでもある。


食べる個所

センシティブな作品

捕食者が相手を体内に取り込む場所は口からとは限らない。

捕食する個所によって更に細かい分類がありそれぞれに名称がある。

口のような尾をもつモンスターや人外キャラが、その尾で相手を捕食するものはVoreTail(ぼあている)と呼ばれ、日本ではまだマイナーだが本場海外では立派な一分類だったりする。


生殖器、特にペニスから相手を取り込む場合はcockvore(コックボア)と呼ばれるジャンルに、

肛門から相手を取り込む場合はanalvore(アナルボア)と呼ばれるジャンルとなる。

生殖器等から取り込むvoreの場合は場所が場所なだけに必然的に全てがR-18またはR-18G指定になる。

女性器から取り込む場合だとunbirth(アンバース)と呼ばれるジャンルに該当し、これもvoreの一種ではあるが若干趣旨の違う扱われ方である場合もある。


平和なVore・愛のあるVore

Shikka vore

口あけろデス!

Voreが必ずしも被捕食者が恐怖と苦痛に見舞われるものとは限らない。


被捕食者が極度のマゾヒストであったりするなどで

Voreされても苦しむどころか性的興奮に近いような快感を感じていたりと、

喜んで捕食者を受け入れたり、中には自らVoreされに行ったりするようなものも多い。


Voreを両者の愛情表現による行為の一種として描いているものも多く、

そのような場合は被捕食者が呑み込まれても平気な体質であったり、

あるいは捕食者が丸呑みにした生き物を消化せずに体内にとどめておけるような能力の持ち主であるなどで、

呑み込んだ相手に一切外傷を与えることなく終わるという平和で愛のあるVoreも存在する。

勿論これは二次元だからこそ出来る表現である。


愛のある丸呑みの項も参照。


関連タグ

丸呑み 捕食 被食 捕食者 ケモ呑み

R-18/R-18G フェティシズム/特殊嗜好


関連深いシチュエーション

リョナ 巨大化 縮小化/シュリンカー


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