ゴマバラワシ
ごまばらわし
鳥網タカ目タカ科ゴマバラワシ属に分類される鳥。
生態
南アフリカ共和国では半砂漠等でもみられる。
食性は肉食で、主に1-5kgまでの哺乳類・鳥類・爬虫類などを食べるが、最大35kgまでの獲物を捕食する事もある。
南アフリカ共和国では主にケープノウサギ、ケープアラゲジリス、マングース類、ジェネット類、ノガン科・ホロホロチョウ科・シャコ属の鳥類を食べる。
また、サル類やケープハイラックス、インパラの幼獣、トムソンガゼル類やダイカー類等の有蹄類、イヌ属やオオトカゲを捕食する。
樹上や鉄塔に枝等を用いた巣を作り、卵一つを産む。雛は孵化後、90日以上立ってから巣立つ。
人間との関係
家畜の幼獣を襲う害鳥とみなされ、害鳥としての駆除、毒餌による殺害、送電線による感電死、急な傾斜のついた貯水池に落下する事による溺死等により、生息数は減少している。