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ウコバクの編集履歴

2012-11-11 12:31:26 バージョン

ウコバク

うこばく

ウコバク(Ukobach)はコラン・ド・プランシーの著作「地獄の辞典」に登場する悪魔。

概要

ウコバクはベルゼブブの配下の灼熱した体を持つ下級悪魔で、ベルゼブブから地獄の釜の火を絶やさないよう油を注ぎ続けるという命令を受けている。また、揚げ物と花火の発明者でもある。


ウコバクはコラン・ド・プランシーの創作した悪魔とされる。

だがM・L・ブルトンの挿絵で描かれた、炎が燃え盛るシャベルの様な器具を持つ子鬼の姿をしたウコバクはどこか微笑ましく、各種文献や創作を通して現在でも語り継がれる存在である。

余談だが、「地獄の辞典」ではプランシーがまとめた地獄の職務の項目がある。ウコバクの上司ベルゼブブは、サタンルシファーアスタロト等の並みいる魔王を抑えて“地獄の最高君主”という要職につき、数多の悪魔が籍を置く“ハエ騎士団”の創設者とされている。


なお、英語では“ウコバチ”と発音される。



女神転生シリーズのウコバク

初出作品はFC「女神転生Ⅱ」で、青白い炎に包まれた上半身のみの男というデザインで、「真・女神転生Ⅱ」以降は種族“堕天使”の悪魔で、原典同様のデザインである。


基本的に低レベルの悪魔もしくは序盤の仲魔程度の存在であり、「デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団」ではチュートリアル戦闘で戦う最初の悪魔として扱われる。

しかしながら葛葉ライドウシリーズのウコバクは、そのレベルの低さに反して攻撃アクションと魔法詠唱速度が全悪魔の中でもトップクラスの性能で、鍛えるか悪魔合体を利用すれば大化けする存在である。

実際、「超力兵団」の隠しボス・ベルゼブブ戦では増援としてウコバクとネビロスが無限に登場するが、火炎魔法を連発し、リーチの長い通常攻撃を繰り出すウコバクの方が相当厄介である。


悪魔城ドラキュラシリーズでは・・・

地獄の釜焚きが仕事であるという設定こそ同じであるが、読みが少々異なり「ユコバック」となっている。メイン画像のウコバクと基本的なデザインは同じであるが、メイン画像よりコミカルなデザインの小悪魔の姿をしている。画面内を斜め方向に移動し、壁や天井などに当たるとボールが跳ね返るように進行方向を変える。そして移動しながら間欠的にを設置する。プレイヤーにとっては何かと邪魔なザコ敵。設置された火は一定時間経過かプレイヤーの攻撃、プレイヤーが接触してダメージを受けると消える。


関連タグ

悪魔


女神転生 葛葉ライドウ

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