百合の間に挟まる女
ゆりのあいだにはさまるおんな
百合の間に挟まる女のことである。
概要
特定の百合CPに割って入るような女性キャラクターを指す。
広義では、百合作品として人気の高いジャンルにおける、二次創作上の女夢主も含む場合もある。
表記揺れとして、百合に挟まる女がある。
上記2点について「百合の間に挟まる男」の女性版とも言うべき存在だが、いずれにせよ、作品に第3の女が登場しようが女オンリーの園であることには変わりないので、蛇蝎の如く嫌われている「百合の間に挟まる男」に比べれば受け入れられやすい。
だが、読んでいる読者のストレスがないだけで、三人の一人が残りの女二人の敵設定なことは稀にある(初期にいた女や挟まってきた女が間女や敵女、女三人のバウムクーヘンエンドなど)。
「百合の間に挟まる男」と違って種付けされる危険性やジャンルを変えられる危険性がないだけに過ぎない。
女主人公が好きな（気になる）人物も嫌いな（無関心な）人物も女な為、「女の敵は女」と言われづらく、「女主人公は同性（特に見た目も中身も優れた美少女）全員に嫉妬深くて、ライバル女子を嫌っているのはライバル女子が悪いせいではなく、ライバル女子と相性が悪いせいでもなく、それが理由なんだ(ｷﾘｯ」「女主人公がライバル女子を嫌っている理由は男女の恋愛に邪魔だからだ」「女主人公が同性の連れを作る理由は、相手が好きで一緒にいたいからじゃなくて、自慢用のアクセサリーや搾取用のいじめられっ子が欲しい悪女だからだ」などの数々のレッテル貼りも行いづらい。
美少女や百合っ子なら誰でも良くない読者、美少女がワチャワチャしていれば何でも良くない読者の感想が現れやすい展開でもある。
