標的
弓術を極める為、頑強な人間を殺害しては骨を弓矢に加工し、それで人間狩りをしていた古流弓術宗家の当主にして下衆弓術家「宇津保義正」に執行。
概要
罪人が弓術の名手という事で、その歪んだ自尊心を徹底的にへし折るべく、即行で考案した拷問。
罪人が放つ矢を回避と同時に回収して投げ返し、罪人の肉体に突き立てていく。そして身動きが出来なくなった罪人から骨を取り出して刃物に加工し、それで更に滅多刺しにする。
経過
今回の登場人物
- 宇津保義正(うつほ よしまさ)
今回の拷問対象。500年続く名家の当主で弓道家だったが、的を射るだけでは満足できず当初は獣狩りを行って矢を放っていたもののそれでも満足できず、先祖代々の教えをはき違えたばかりか「干将/莫邪」という書籍を見て、人を生贄とすれば強い弓矢が作れるという拡大解釈をして骨が長く逞しい倫太郎のような人間を凱娃の下っ端を使って攫っては最終的には弓矢にしていた腐れ外道。
自慢の弓道の腕を使って伊集院を狩ろうとするも外道特有の濁った眼を見抜かれて一蹴され人骨の矢を投擲で撃ち返された。「外道特有の濁った瞳が光るお前の矢など当たるか」と伊集院の言葉で代々弓道を培ってきた宗家としてのプライドをへし折られ、(描写はなかったが)生きたまま肋骨を抜き取られ刺される拷問をその場で受け狂死した。
声を担当するのはマッド・カルテルのダヴィッツ、天羽組の小林幸真、天王寺組の渋谷大智、神城組の市合麟太郎などを演じている畑耕平氏。畑氏が外道の声を担当するのはこれで三度目となる。
- 生田俊(いくた しゅん)
今回の被害者かつ依頼人。男子バレー代表選手を目指して、相棒であり親友だった凛太郎とともにバレー部で全国制覇を目指していた男子高校生。また、ゲン担ぎでお揃いで買ったマスコットキーホルダー(おそらく某バレーボールマスコットのパロディ)を大事にしていた。ある日を境に凛太郎が行方不明になり、一人で探していたところを凱娃の下っ端に拉致られ、宇津保の狩りの対象にされてしまう。しかし、宇津保が持っていたキーホルダーで凛太郎が殺された挙句その骨を弓矢の材料にされたことを知り、激昂して宇津保を迎え撃とうにも一蹴される。諦めかけたときに弓が壊れ、薔薇線で両手を怪我をしながらもフェンスを駆け上って脱出したところをハイキング中の鷺沼ママに発見され、伊集院を紹介された。
- 凛太郎(りんたろう)
今回の被害者。俊とは小学校からの幼馴染であり、男子バレーの相棒でもあった。足に骨折をしており完治しきれていなかったが、「俺のトスじゃないとダメだ」と無理をして練習に励んでいたり、ゲン担ぎでお揃いで買ったマスコットキーホルダーの足が取れても「お守りだから」と大事にしていた友達想いの青年。体格の良さと背の高さから宇津保に目を付けられ、狩りの対象にされ弓矢の材料にされて殺されてしまう。声を演じているのは今回のゲストキャラを演じた酒味たろう氏である。
今回のゲストキャラで、凱娃のトップ。
伊集院の気配を感じ取っており、伊集院たちがカチコミをするなり発砲。下っ端が勝手な行動をした挙句自分たちに金を入れずトンズラしようとしていたことを見抜いていることや、宇津保の情報を伊集院に渡した。下っ端の粛清を買って出ることを条件に伊集院たちと同行。また伊集院に頬にキスを落とし、流川を激怒させた。気配を消すことを得意とする伊集院の気配を察知したのは今のところ彼だけである。
黒焉街でゲイバーを構える情報通のママ。ハイキング中に依頼人である俊を発見し、事情を聴いて伊集院を紹介した。
余談
酒味たろう氏が猛獣刑(鮫)や若返り実験(本人曰く安田と呼ばれた爺さん)などでモブ外道で出演したことはあるが被害者の一人として声を充てるのはこれが初である。
関連タグ
糞尿人間風船→人間針山地獄→[[]]
伊集院茂夫によるカンナ削りからの肋骨ナイフ滅多刺し刑∶外道が被害者の骨を悪用、かつ伊集院も外道の体から取り出した骨を用いて外道を拷問する点が共通。
伊集院茂夫によるデスゲーム∶外道のCVが畑耕平氏である点が共通。
伊集院茂夫によるトンカ:先祖への冒涜が共通(もっともトンカの方の先祖は被害者側ではあるが)。