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「あぁら裕ちゃんじゃないの! いつこっちに帰ってきたの!?」

「シゲちゃん、久しぶり! お願い抱いてぇ~~!!」


公式サイトでの解説編集

黒焉街にてゲイバーを営むママ。情報通で、京極組や伊集院に協力している。高砂の兄貴の曰く「戦友」

概要編集

京極組のシマである黒焉街の道明寺通りに店を構えるゲイバーのママ。

普段こそ(上の台詞の通り)解りやすい程男性に目敏いオネエキャラだが、その本質は懐が広く、また伍代千隼風谷に負けず劣らずの情報通。


拷問ソムリエ伊集院茂夫とも懇意の間柄で、彼にとっては先述の2名の情報屋、ドヤ街の長老と並び信頼を置ける情報提供者にして頼れる協力者でもある。また、黒焉街をシメる京極組ともおそらくは守り代を支払う関係ともおもわれ、実際来店した一部組員にも気さくに話を振っている他、同じく情報提供にも協力してくれる頼もしい存在。ときに彼らの不始末で事件が起こったと冷静ながらも厳しく意見する場面もあり、持ちつ持たれつの関係である模様。


2シリーズの主要人物たちと接点が深く登場頻度もそれなりに多いながらも長らく本名が不明であったが、23年5月6日の動画にてようやく判明した。


人物編集

容姿編集

髪型はカールボブにした金髪、紫のチークとアイシャドウ、バシバシの付け睫毛に赤いリップというかなりの厚化粧が特徴。緑色のチェックのドレスを着ており、露出した肩や胸元、背中は伊集院にも負けじとも劣らぬレベルで逞しく隆起している…という、端から見たらかなりドギツイ風貌をしており、流川隆雄久我虎徹も、それぞれ対面時に彼の纏う雰囲気に度肝を抜かれている。


性格編集

京極組のオネエ極道・高砂明夫と同じく、人生を達観した広い視野と度量の持ち主で、飲み屋のママらしい平時の軽いノリとは裏腹に、対面した相手が最近起きた事件の被害者(もしくはその遺族)であることを瞬時に察する洞察力や、直ぐにそうした人物らの心痛に寄り添い慰みの言葉を贈ったり、また自身の掴んだ情報に彼らにとって心苦しい内容が含まれる際には前もって一言確認を取ってから語り始めたりなど、細やかな心配りをみせている。また、本来こうした悲劇を未然に防ぐ立場にある京極組に対しても、ときには厳しい言葉で意見したりと芯の強さも併せ持つ。


一方で、男性、とくにイケメンにはかなり目敏く、伊集院には出会い頭に「抱いて!」と猛アプローチしている他、被害者遺族の助けになろうと(珍しく)尽力していた佐古大和の優しさを褒め称えてご褒美(?)にディープキスをしてあげたりしている


情報と有能な人材を揃えるのに長けており、店の名前は今のところ不明だがその店は「人材の駆け込み寺」「人材の宝庫」と呼ばれている。


それぞれの裏社会の人間や組織との関係編集

京極組との関係編集

京極組とも関係が深く、特にオネエ仲間である高砂明夫とは関係が深い。黒焉街を荒らす半グレ組織「スパイラル」の殲滅を京極組がする際に情報を高砂と久我に伝えている。

また佐古大和とも顔見知りで彼のことは「佐古ちゃん」と呼び、2022/10/25の伊集院シリーズの動画では伊集院の依頼人に彼女の娘を殺した犯人である「高柳」の情報を教える前に「京極組として高柳を好き勝手させてはいけないのではないか?」と厳しい苦言を呈しつつも、依頼人に正しい情報が渡るよう橋渡しした佐古に褒美としてディープキスをした(佐古自身は伊集院の拷問を受けるかのような悲鳴とともに白目むいていたが…)。ちなみにこれが功を奏して事件の全貌が伊集院に依頼人を通して伝わり高柳は醜い死に様を爆笑されながら死んだ


伊集院との関係編集

伊集院のことはたいそう気に入っているらしく、入るなり飛びつく勢いで歓迎していた。

伊集院も彼(もしくは彼女?)に協力を要請することが流川がアシスタントになる前から結構あったらしく、入るなり「あまり来れなくて申し訳ない」と謝っていた。通り魔・真垣を捕えるために訪問した伊集院から依頼人の事情を知ると、「婚約者の仇を取りたい」という依頼人の心情を理解し、おとり役として美女三名を派遣する(後におとり役の美女たちの護衛及び真垣の確保要員として伊集院は工藤清志に協力を要請する)。この一大プロジェクトにより間垣は工藤により捕獲され伊集院により激熱剣山を積まれ惨殺された


2022/08/16の動画では依頼者が息子を殺した通り魔の目撃情報を求めるビラ配りをしていたところを依頼人と出会い、依頼人の意を汲み情報を集めた。一人息子を殺された依頼人のために情報網を駆使し、依頼人に一人息子を殺した主犯格について不快感と義憤に顔を顰めつつも息子が殺された理由を依頼人に教えた(主犯格である愚連隊隊長・武城が依頼人の息子に注意されたことで逆切れし報復として自分が苛めていた実行犯が「依頼人の息子を刺せるか刺せないか」というのを陰で仲間たちと賭けをして息子を殺したというもので、当然それを知った依頼人は激怒)。しかし突如流れてきたニュースで実行犯が自首してしまったことを知り、もう警察をアテにできなくなったことに絶望して泣き崩れる依頼者を優しく慰めながら、「彼は地獄より深いところまで悪党を連れて行ってくれるから」と伊集院を紹介した。伊集院と流川は標的が重なった愛天雄と共闘し武城は如月に捕獲され、伊集院により石抱き浣腸で成敗された。この回以降、伊集院の下に訪れる依頼人に情報や伊集院に橋渡しするシーンが多くなる。


余談編集

和中のファン編集

店が黒焉街なので、これまで天羽組とは特に接点がなかったとおもわれた鷺沼だが、同組織の剣豪・和中蒼一郎の解説動画にて、京極組サイドの主人公・久我虎徹と共にまさかのVTR出演。実は「ファンクラブ第一号」を自称するほど和中にお熱なようで、彼のことを愛着込めて「蒼(そう)ちゃん」と呼んでいる。…シリーズを追っているリスナーはご存知の通り、天羽組と京極組はつい最近まで「天京戦争」で争い、それ以前も長年に渡り対立していた関係で、現在は和睦したとはいえ、これを久我の前で堂々と言ってのける辺り凄まじい度胸である


とはいえ、久我も既に折り合いをつけているのか、この辺りを突くことはなかった。寧ろ「ファンクラブなんかないでしょ!」と冷静なツッコミを挟んでいたが、これに対して鷺沼は普段よりドスの利いた低い声で「うるさい、個室連れ込むわよ」と特殊な圧をかけて返し、久我も珍しく身震いを起こしてそのまま彼の厳選した和中の雄々しく叫ぶ名シーンを共に振り返った。VTR越しにこの一連のやり取りを見ていたMCの速水泰輝飯豊朔太郎もそれぞれ呆気にとられ、飯豊に限ってはホラー扱いしていた。


鷺沼という苗字について編集

ヒューマンバグ大学の兄弟チャンネルである『バベル裁判所』には、本項の鷺沼徹二と同じ苗字の鷺沼薫という女性キャラクターが登場している。こちらはチャンネル屈指の問題児主人公・白石勇人の知人で、よく各回冒頭に登場しては各回のテーマとなる悪徳な商売を持ちかけ、体よく彼を使ってボロ儲けしようとする詐欺師となっており、(キャラは強烈だが)人格者である徹二とは色々と真逆のキャラクターとなっている。


関係タグ編集

ヒューマンバグ大学 オネエ

有馬文太/アリス…『バグアカデミア』に登場するトランス女性鬼頭丈二の相棒の一人。アリスは源氏名。普段はトランスバーを経営しており、話の節々でシモの話題を積極的に振る一方で(こちらは趣味である奇習絡みだが)達観した価値観で物事を分析する懐の広さ、習慣の弊害に思い悩む人々に寄り添う姿など、類似点が多い。

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