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ブレイドラの編集履歴

2024-10-27 22:47:47 バージョン

ブレイドラ

ぶれいどら

ブレイドラとは、TCG「バトルスピリッツ」に登場する小型スピリットのことである。

詳細

『馬神ダンデッキ 太陽の合体ドラゴン』で登場した、コスト0、系統:翼竜で効果を持たない赤のスピリット。

アニメ作品では、『バトルスピリッツ ブレイヴ』の主人公である馬神弾が主に使用している。アニメでも登場回数が非常に多かったスピリットである。

しかし作中での扱いはひどく、ダンがキースピリットを召喚する際には「不足コア(コスト)はブレイドラより確保!」の掛け声と共に必ず死んでいる。更には大型のスピリットのブロックにも駆り出されたり、大量破壊マジックの餌食になったりと登場回数と比例するように死亡率も半端なく高い。それもそのはず、ブレイドラはコスト0でシンボル持ちというリザーブとコスト軽減を同時に担ってくれるある意味優秀なスピリットだからである。いわば生きたリザーブなのである。

ちなみに、主な攻撃方法は火炎放射である。


上記のような不憫な扱いと、赤のスピリットの中でも可愛いからかある程度の人気がある。

公式の星座編ベストカードアンケートでは並み居る主力級スピリットに紛れて13位にランクイン、その後も2012年6月の好きなイラストアンケートで7位、2013年冬の人気投票では可愛い部門で2位を獲得した。

こうした人気を受けて「不足コストはブレイドラから確保」と印字されたスリーブが作られたり、後のシリーズで度々リメイクカードが登場している。

『ディーバブースター』では、ぽよよん♥ろっく氏の手によってブレイドラが美少女化した「ラン・ブレイセア」が登場した。


あろうことかメインターゲットであるところの児童層にもこのイメージは根強いらしく、公募企画から誕生した三つの目を持つスピリット「プリふじさん」の目のうち一つはブレイドラから奪ったものというとんでもない設定がある。

なおこの設定は投稿時にイラストに添えられていたのみで、カード化後もこの設定が採用されているかは不明。ただし系統はキメラ風のスピリットが多い「異合」であり、含みを持たせる形にはなっている。


その後も『覇王』では魔導双神ジェミナイズの召喚コスト、『ソードアイズ』では光龍騎神サジット・アポロドラゴン(+輝竜シャイン・ブレイザー)のレベル3維持コスト、『最強銀河究極ゼロ』スチーム・トリケラの覚醒に伴うコアの確保、『サーガブレイヴ』では超神光龍サジットヴルム・ノヴァ煌臨のコスト確保、『赫命のガレット』ではブレイドラXが竜騎士ソーディアス・ドラグーンの召喚確保のためにその命を散らしている。


一方で漫画版では「エンジェドール」と合体し、12宮Xレアである天秤造神リブラ・ゴレムを相手に戦った。

エンジェドールの効果でBPではなく最大レベルを比べるように誘導し、相打ちに持っていく大健闘を見せた。


作中での活躍

(この章は書きかけです。)


第一話

早速太陽龍ジーク・アポロドラゴン召喚の生贄に。アニメ開始早々から今後の扱われ方が決定した瞬間である。


第二話

第一話と同様に太陽龍ジーク・アポロドラゴン召喚の生贄にされる。この時二体召喚されていたが、レベル2の方が犠牲に。ちなみにクラッキーが「より強くあるために犠牲を厭わなry)」と言っていたがいくら何でもかわいそうである。


第三話

バローネの召喚した砲凰竜フェニック・キャノンの召喚時効果で戦竜エルギニアスと共に焼かれる。


第四話

クラッキーとユースのバトルだったため、活躍なし。


第五話

イオラスとのバトルで太陽龍ジーク・アポロドラゴンが召喚されるも犠牲にはならなかった。

珍しく助かったと思ったのもつかの間、翼神機グラン・ウォーデンのブロックに使われた。


第六話

ザジとのバトルで後攻1ターン目から召喚され、ライフにダメージを与える。その後太陽龍ジーク・アポロドラゴンが召喚されるも犠牲にはならなかった。また、初めてLV3になったりもしたが、巨人大帝アレクサンダーのブロックに使われた。


第七話

グレート・イーグルことルチャの召喚した幻羅星龍ガイ・アスラのブロックに使われる。

第五話、第六話に引き続きまたしてもXレアのブロックに使われて早くも過労死寸前である。

ちなみに載っていたコアはガイ・アスラの効果でボイドに・・・。


第十一話

三週間ぶりの登場とともに早速太陽龍ジーク・アポロドラゴン召喚の生贄にされる。


第十四話・第十五話

[[巨蟹武神キャンサード]のお披露目だったためバトルは十四話からだが十五話から登場。

登場早々キャンサードのブロックに使われる。

ブレイドラ「またXレアのブロックか、やれやれ・・・」と思われたがキャンサードの効果でデュックが指定したのはスコル・スピアだった。

奇跡の生還を果たしたと思った次の瞬間、ご主人様である馬神弾の放ったサザンクロスフレイムで焼かれる。


第十七話

自称人類最強のゾルダーとのバトル。イグドラシルにバウンスされたりラグナロックで疲労したり、サイレントロックの不足コストに使われたりした。その後、太陽神龍ライジング・アポロドラゴンの軽減のために2体同時に召喚された。ちなみにこの回ではデッキにあるすべてのブレイドラが召喚された。


第十八話

太陽神龍ライジング・アポロドラゴン召喚の生贄にされる。


第二十話

クラッキーがバトルで使用。

ダンに2体がかりで止めを刺そうとするも、宝瓶神機アクア・エリシオンに二体ともブロックされてしまう。(一体目は切断、二体目は蹴飛ばされた上に壁にたたきつけられた。)


第二十一話

獄将デュックとのバトル。珍しく普通に召喚され、普通にバトルしていた。


派生カード

概要に記したとおり、後のシリーズでもブレイドラを基にしたカードが度々登場している。

その一部を紹介。


ライト・ブレイドラ

ツルギデッキ 【シャイニングチャージ】で登場。白と青中心のカラーリングになっており、カードイラストはやたらイケメンに描かれている。

原種同様コスト0ながら、新たにキーワード能力【強化】(BP破壊効果の上限を+1000)を得た。

その利便性から大抵の赤デッキに採用できると評価され、一例としてバトスピチャンピオンシップ2017-3on3-全国優勝チームの一員が使用した【赤速攻】デッキにブレイドラ共々投入されている。


アニメ『バトルスピリッツ ソードアイズ』では主人公のツルギが使用し、「輝きの聖剣シャイニング・ソード」の効果を【強化】するなど様々な形でバトルを支え続けた。

【強化】は複数並べるほど強力になる性質上本家ほど使い捨てにはされなかったが、CGバンクの都合で無駄に消滅させられることもあってやっぱり不憫。


現状では【強化】よりも【連鎖】の方が互換性に優れる為、【強化】持ちのスピリットはデッキからも後続の商品からも姿を消していったが、本家のブレイドラが制限を食らってしまった以上、こちらをデッキに採用する価値は充分にあると言える。


シャイニング・ブレイドラ

剣刃編 第5弾:剣刃神話で登場。ライトではなく、素のブレイドラが進化した姿。

コストは4となり、【強化】と、召喚時に手札の「シャイニング・ドラゴン」1枚のコストを自分のライフと同じ数にする効果を持つ。


アニメ『ソードアイズ』終盤でツルギが使用し、「龍輝神シャイニング・ドラゴン・オーバーレイ」の召喚をサポートした。


アルティメット・ブレイドラ

オールキラブースター【眩き究極の王者】で登場したアルティメット版。

究極シンボルを赤属性のシンボルとして扱う効果を持つ。アルティメットトリガーがヒットすればBP10000以下のスピリットを破壊できるのだが、コストが1/赤のスピリット1体が必要と召喚しやすさに振った為か、ほぼネタ効果であり、フレーバーテキストではこれまでの消滅史がネタにされている。


ドラマル

烈火伝第3章で登場した武竜版。

鎧と薙刀で武装したスピリット。アニメでは烈火幸村が使用した。

0コストでありながら「サムライ・ドラゴン」、「ソウルドラゴン」系の召喚時にシンボルを追加してサポートする強力な効果を有している。これで不足コストはブレイドラから確保!の悲劇は少しだけ減った…と信じたい。


煌星竜スター・ブレイドラ

煌臨編第3章『革命ノ神器』で登場。

擬似強化とアクセルを有するが、コストは据え置き。

色は白めで何処と無くライト版を思わせる見た目である。


ブレイドラ(リバイバル)

2018年4月発売の『バトスピドリームデッキ【太陽と月の絆】』で登場。

カード名とイラストはそのままに、同梱の神となった馬神弾…もとい、キャラクターがバトラーを支援する新ギミックカード「創界神ネクサス」を配置すると1枚ドローという便利な効果を得た。


まさかの制限化

ところが、上記の効果は下記の要因で想定より強力であることが判明。

  • 「この効果は重複しない」記述がありブレイドラを2枚以上並べても1枚ずつドローだが、ターン中の回数制限が無い。
  • 創界神ネクサスは軽減シンボルを満たせば0コストで出せるものがある。また、同名カードの配置制限が無い。
  • つまり、手札に創界神ネクサスが続く限りノーコストで延々ドローできる。

実際に他のドロー加速カードと組み合わせて開始数ターンでデッキ全てのカードをドローし、必勝コンボを確実に成立させるデッキが開発され、各地の大会で猛威を奮った。

この手のデッキはいわゆるソリティア状態になりゲーム性を損なうこと、『ドリームブースター【俺たちのキセキ】』発売による創界神ネクサスの大量追加でますます手が付けられなくなる恐れもあることから、発売からわずか5ヶ月の2018年9月1日より制限カード<1>に指定された。


話はこれで終わらない。

バトスピの禁止・制限カードはカード名単位で指定する都合上、リバイバル前の何も効果を持たないブレイドラまで制限カードになってしまった。

ただのバニラで戦闘力も最低限のカードが制限されるのはTCG全体でも類を見ない珍事である。


発表を知ったファンからはせめてリバイバル前は制限から除外するよう求める声がある一方で、酷使で絶滅寸前のブレイドラを保護するためとの見方もあるとか、ないとか。

制限によって彼らも一応とばっちりの犠牲から開放された…かも知れない。


ブレイドラX

神煌臨編 第4章:神の帰還で登場。バトスピ10周年を記念し「X(テン)」の名を冠したブレイドラ。

姿は同じだがカード名が異なるため、ブレイドラとは別に3枚までデッキに入れられる。


『ブレイヴ』の続編となるアニメ『バトルスピリッツ サーガブレイヴ』にも登場。

重疲労効果を受けてカードと同様にひっくり返ったり、《煌臨》の際にソウルコアを取られて消滅させられるといった相変わらずの活躍を見せた。

さらに2話から追加されたOP映像では曲のサビで飛び上がったと同時に消滅するというワンカットまで入る始末。もはや公式が完全に遊んでいる。それだけブレイドラがスタッフから愛されているとも言えるが…


翼竜ブレイブラスター』も同時登場。恐らく成体と思われ、ブレイドラ系に無条件で煌臨出来、レベル2/レベル3アタック時にBPを10000プラスするだけでなく、自分のBP以下のスピリットを破壊し、ドローを行う強力な効果を引っ提げて来たのである。裁きの神剣リ・ジェネシスの合体条件にも合致しており、合体してしまえば(『装甲』系などの効果を有するスピリットでなければ)大体のスピリットを消し飛ばせるし、ブロッカーがいなければ、ライフも3点削れてしまう。まさしく彼はブレイドラ界希望の星


ゴッドシーカーロロドラ

『バトスピダッシュデッキ【創醒の書】』で登場。

世界龍グラン・ロロ・ドラゴンが幼体化したと思われるスピリットで「道化竜」や「放浪の創界神ロロ」をデッキから手札に加える効果や「起幻」持ちスピリットの召喚時に赤シンボルを1つ増やす効果を有する。

見た目はどう見ても緑色のブレイドラである。だが、赤属性だ。


ナイト・ブレイドラ

転醒編第2章『神出鬼没』にて登場。

紫属性版のブレイドラで、今回のご主人様は『赫盟のガレット』や『ミラージュ』の主人公ガレット・レヴォ

破壊時にカウントが3であれば2枚ドローできる。

名前は騎士(knight)と夜(Night)のシャレ。


ラン・ブレイセア

ディーバブースターシリーズに登場する公式女体化スピリットにして黄属性版ブレイドラ。イラストはなんと渡辺明夫氏が担当("ぽよよん♥ろっく"名義)。

初代ブレイセアはコストはちゃんと0になっている。その後も[スマイルガール]ラン・ブレイセア、[オレンジスマイル]ラン・ブレイセア、[微笑み小町]ラン・ブレイセア、[レイニースキップ]ラン・ブレイセアなど派生型も登場している。

やはりというかこちらでもフレーバーテキストでネタにされている。


放浪者ダンのブレイドラ

契約スピリットとしてリメイク。


所属チーム

ミニーズ特攻隊

これで1つのスピリット扱いでレベルは1しか存在せず、BPはたったの1000。

デッキに何枚でも入れられるカードの走りであり、1体につきBPを+1000していく効果を持つ。

0コストではないので、上手く運用しないと文字通りの特攻隊となってしまうので注意。

メンバーはゴラドン、リザドエッジ、エリマキリザード、ブレイドラ、オードラン、ライト・ブレイドラと歴代の主人公を支えて来た0コストスピリットとなっている。ゴラドンだけゴツくて浮いているのは内緒。


ミニーズ大運動会

ドラマル、ライト・ブレイドラ、ブレイドラ、オードラン、ムゲンドラ、ゴラドンで構成された特攻隊のリメイク。

レベルも3まで存在し、最大BPも4000とそこそこの数値にまで引き上げられた。

それ以外の効果はリメイク前とほぼ一緒だが、赤属性の強化を失っている。



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