概要
サン=テチエンヌ造兵廠が製造したブルパップ方式アサルトライフルである。名称のFA-MASとは「サン=テティエンヌ工廠 (こうしょう) のフルオートライフル」と言う意味である。この命名は他国では考えられずフランスのお国柄が感じられる。
1977年にフランス陸軍が採用した。最近更新時期が近いためそろそろ退役・交代と噂されている。
次世代に向けてのイメチェン
次世代の歩兵戦闘装備計画'''Felin'''が持ち上がるとFA-MASの姿がかなり変化し、「これFA-MAS?」と感られる。
まずFA-MASがグリップ付きになり、照準器とキャリングハンドが取り払われた。
さらに光学照準器が取り付けられ、FA-MAS Felinとなった。
基本データ
全長 | 757mm |
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銃身長 | 488mm |
重量 | 3700g |
口径 | 5.56mmNATO |
装弾数 | 25発 |
バリエーション
- F1 - スタンダードモデル。
- F1 スナイパー - キャリングハンドルをAUGタイプの通常より一回り小さいマウントレールに変更したモデル。
- G1 - F1にハンドガードがついたモデル。
- G2 - G1をSTANAGマガジン(M16と同じもの)が使用できるようにしたモデル。
- G2 コマンド - カービンモデル。
- G2 SMG - G2コマンドにバーティカルグリップを付けたモデル。二脚も外されている。
- G2 ピカティニレール - F1スナイパーをSTANAG マガジンが使用できるようにしたモデル。
- G2 スナイパー - F1スナイパーの銃身延長モデル。
運用国
余談
人気ものなのか?
よくメディア作品で出ることあるが実際に人気が有るかと言うと、人気は無く採用する組織も少ない。(プルバップ独特の問題や装薬燃焼時に生じる刺激性ガスが問題と思われる)
またフランスの警察や特殊部隊が採用しているかと言うと、隣国の高性能なライフル(G36やSG550)や海の向こうの自由の国の銃(M16やM4カービン)を採用していてる。
実際にFA-MASを使用した元傭兵の高部正樹氏によると「実戦で使う銃ではない」と酷評しており、自国の製造物に愛着を持つフランス人が発した言葉だけに驚きを隠せなかったと語っている。高部氏本人は、ブルバップ小銃全般を実戦で扱った事がないことから、自身は評価を下すことはできないとしている。
言われるほどジャム等は生じないが、ボルトストップ等が無いなど設計が古いままという問題があるために使えない銃となると思われる。
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