標的
在日外国人や移民を「日本を蝕む害獣」と見做し、薬漬けにしたホームレスを用いて在日外国人居住区を爆破していた国士気取りの極右『久本信敏』に対して執行。
概要
以前伊集院が悪魔崇拝者の闇金社長に対して行った拷問の発展版。
伊集院の協力者の一人である爆薬のスペシャリスト・門倉正造監修のもと、爆薬を詰めたガラス筒を罪人に突き刺し、爆破していくというもの。
爆破による傷は高熱による火傷のみならず、爆破の際に飛び散ったガラス片によって滅茶苦茶に切り裂かれる。また、この爆破はあえて火力の弱い爆竹を用いているため、爆破跡の致傷は見た目以上に浅い。これにより罪人は何度爆破されても死ぬ事が出来ず、阿鼻地獄を味わい続ける事になる。
経過
今回の登場人物
- 久本信敏
今回の断罪対象。過激な思想に取り憑かれた生粋の国粋主義者であり、尚且つ大和民族至上主義者。
「日本国に住んでいいのは大和民族だけ」と宣い、全国の在日外国人居住区で薬漬けにしたホームレスを用いた轢き逃げ、爆破テロを引き起こしていた。
- 海
今回の依頼人。横浜中華街でレストランを営む両親のもとに生まれた7~10歳くらいの在日中国人の在日中国人の少年。
父が作るゴマ団子を真似して作ったゴマ団子を伊集院に振る舞い、褒めて貰った嬉しさから伊集院を店に招待しようとした矢先、久本の傀儡であるホームレスの爆破テロと遭遇してしまう。幸いにも伊集院に助けられたことで爆破に巻き込まれることはなかったが、爆破によって店が全焼した上に両親まで亡くしてしまう。
事件後は神城組にゴマ団子をふるまい、両親の志を継いで料理人になる決心をした。
- 海の両親
今回の被害者。横浜中華街でレストランを経営している在日中国人夫妻。
父が作るゴマ団子はかなり有名で神城組の組員もお気に入りだった。
ゴマ団子を作れるようになった海の成長に夫婦で大喜びしていた矢先、久本の爆破テロに巻き込まれ、全焼した店から焼死体となって発見され、海と無言の再会となってしまった。
- 門倉正造(かどくら しょうぞう)
今回初登場の伊集院の協力者、火薬取り扱いのプロ(いで立ちや「大輪の花を咲かせましょう」という台詞などからおそらく表では花火師を生業としていると思われる)。「へきょきょ」という特徴的な笑い方をしており、久本が爆弾で体を粉々にしていく様を笑いながら爆破させるという様々な極道組織の狂人兄貴に負けず劣らずのなかなかの狂人。声を演じているのは畑耕平氏で畑氏が伊集院の協力者を演じるのは他国の拷問ソムリエを入れて彼で3例目にあたる。
余談
成り行き的に仕事になった回が3回連続で発生したのは今回が初であり、伊集院シリーズ史上初とも言える。
また、今回のゲストキャラである神城義信が、伊集院の腕と信頼性を図るために百田に伊集院を倒すよう命令するが、極道組織の組長(あるいは会長)にあたる人物が伊集院を試すためとはいえ構成員に「伊集院を倒せ」と命じるパターンは彼が初である。
関連項目
伊集院茂夫による爆竹祭り:依頼者が幼子(あちらは日本人かつ女児)、被害者が両親、罪人の鼻に爆竹を入れる点(行ったのは伊集院自身)、新キャラが登場するが共通する。
伊集院茂夫によるラファニドーシスでの若返り実験:神城組が登場したエピソード繋がり。
伊集院茂夫による全自動刷洗機 : 中国人が登場する点が共通(ただしあちらは反日の外道ではあったが)
成り行き的に仕事になった回
女殺しの拷問→ガラスと爆薬による人体破壊のハーモニー→[[]]