概要
『ビーストウォーズネオ』のデストロン部隊破壊大帝。ガルバトロン(『ビーストウォーズⅡ』)亡き後、デストロンで最大の勢力を持つ人物(トランスフォーマー)であるという(今木商事漫画版)。
ビーストモードはランドサウルス(獣脚類型)、スカイサウルス(翼竜型)、シーサウルス(首長竜型)という3体の恐竜及び、その3体の合体形態。スカイサウルスがマグマトロンのロボットモードの頭部でマンガ版では本体である(三体の恐竜は名称こそ架空のものだが、それぞれギガノトサウルス、ケツァルコアトルス、エラスモサウルスがモデルである。)。
必殺武器はマグマブレード。
その性格は、初代メガトロンやⅡのガルバトロン同様、非情な一面はあるが、反面寛大、かつクールかつホット。そのためか、作中ではしょっちゅう部下に裏切られ(ただしガイルダートはマグマトロンから離れようとしたがユニクロンに付くことは良しとしなかった)、自分も最終的にユニクロンを止めるために部下を捨てた。ある意味で、一番デストロンらしくない人。
終盤はユニクロン阻止のために何度も立ち向かっては倒されているが、そのたびに復活するものすごくタフで根性の持ち主。
漫画版
今木商事による漫画版では、3体の恐竜がガルバトロンの悪意の籠ったアンゴルモアエネルギーによってトランスフォーマーと化した。初戦で手負いとはいえ、ライオコンボイに致命傷を与える。そして死期を悟ったライオコンボイは、自分を救ったマンモスのビッグにマトリクスを与え、ビッグコンボイとして復活させた。
その後、ビッグコンボイらとアンゴルモアカプセルを巡り火花を散らすが、自分がユニクロン復活に利用されていたに過ぎないことを知るや否や、ビッグコンボイに喝を入れ、共闘を提案。そしてユニクロンに敗れたあと、ビッグコンボイにマグマブレードを託し、介錯を頼んだ。
それを受け入れたビッグコンボイは、マグマブレードによってユニクロンのボディを破壊する。
ビッグが言うにはカプセルの影響を受ける前から荒くれ者だったらしいが、そこまでじゃなかったとライオコンボイに教えている。
なお恐竜だったころの記憶はしっかり残っているマグマトロンに対して、ビッグコンボイは終盤までずっと過去の事を思い出せなかった(ライオコンボイの事も名前を聞いて懐かしい感じがする程度にとどまっている)。