概要
かきふらい原作の漫画『けいおん!』を元にした、PSP対応のゲーム。
正式タイトルは『けいおん!放課後ライブ!!』。
SEGAにより2010年9月に発売され、2012年6月にはPS3版も出されている。
軽音部メンバー『平沢唯』『秋山澪』『田井中律』『琴吹紬』『中野梓』による演奏をリズムに乗りながら紡いでいく『リズムアクション』ゲーム。
本編は上記メンバーの中から1人を選択し、譜面に流れるアイコンに従ってタイミングよくボタンを押していく(長押し・同時押しも)形式となっている。
アニメ版けいおんの声優陣により本編はフルボイスで、勿論演奏パートでは選んだキャラがボーカルを兼任する。
その為、登場楽曲はアニメ第一期での19曲となっているが、5人分の歌唱によって事実上は95種類の曲を聞ける。
ジャンル上は音ゲーの部類に属しているものの、音ゲーとしての難易度は低く単純な楽しさに重きを置いている(一応難易度調整は可能だが)。
また演奏時のキャラの服装を着せ替えたり、カラオケ形式でPVを見れる等のおまけ要素も多く、どちらかというとキャラゲーの色が強い。
しかしそれ故に、けいおんファンには2828しつつプレイできる内容になっているとも言えよう。
けいおんに廃人要素を求めてはいけないとも言えるが。
登場キャラクター
リードギター担当。
天然系だがやる時はやる『極端な子』。
いわゆるバランスタイプのキャラで、彼女を選ぶとシンプルな譜面で演奏が出来る。
ベース担当。
繊細で引っ込み思案な少女。
左利き(レフティ)である為か、彼女を選ぶと方向キー(左ボタン)での演奏となり、細やかな爪弾きが求められる。
ドラム担当。
大ざっぱだが気配りの心も持つ軽音部の部長。
ドラムは音の長さを基本的に変えられない故、彼女を選ぶと長押しの無い、ボタンを叩きまくる譜面が乱立する。
キーボード担当。
お茶菓子で部室の空気を和ませるお嬢様。
両手で音楽を奏でるキーボードに合わせ、彼女を選ぶと長押し・同時押しを多用した多彩な演奏をプレイできる。
ギター担当。
ネコミミの似合う唯一の後輩で、本作でも勿論装備は可能。
演奏技術は唯のギターよりも高く、彼女を選ぶと方向キーでコードを抑えつつ弾くテクニシャンな譜面となる。
軽音部顧問。
部室では自由奔放な性格で、部員らに度々コスプレを進めている。
作中では着せ替えモードにて衣装にコメントを添える他、時計機能にて部員らに次ぎ様々な声をかけてくれる。
唯の一つ年下の妹。
姉に寄り添う健気さと優秀さを備えた『出来た子』。
作中では時計機能にて彼女を選ぶ事で、様々に甲斐甲斐しい声をかけてくれる。
生徒会長を務める女子生徒。
唯の幼馴染でもあり、クールかつ的確に彼女の世話を焼く。
作中では時計機能にて彼女を選ぶ事で、様々に率直な声をかけてくれる。