白い仮面の男(ウルトラマンアーク)

しろいかめんのおとこ

『ウルトラマンアーク』に登場する怪人物。

演：岡部暁

CV：津嘉山正種

DATA

別名：	楽園夢想人（らくえんむそうにん）
身長：	175cm
体重：	65kg

概要

『ウルトラマンアーク』第22話に登場する怪人。

その名の通り貝殻で目元が塞がれた様になっている、石膏のような材質の不気味な白い仮面を付け、黒いスーツと帽子を身に纏っている。

その正体は楽園を夢見て名前も顔も捨て、仮面と共に発見した古代のオーパーツである『柱』を使って、人類が抱える最大の《憂い》である怪獣に関するあらゆる記憶や物事を削り取りながら、怪獣が存在する事実を消し去ろうと暗躍する考古学者。

その素顔は『柱』の影響により、フランスの画家ルネ・マグリットが描いた『人の子』のような顔に空いた虚空のような穴に一つの青リンゴが浮いている状態になっていた。

怪獣を完全に消し去るための障害となっていたユウマの持つ想像力とアークの絆を消し去ろうと彼に接触する。

最後は『柱』と一体化した。

余談

• CVの津嘉山正種氏は、今回がウルトラシリーズ初出演。特撮出演はなんと1966年の『マグマ大使』以来実に58年振りとなる。
  • また、ウルトラマンアーク/ルティオン役の萩原聖人氏とは『カイジ』シリーズや、映画『陰陽師』で何度か共演している。

関連タグ

ウルトラマンアーク

白い仮面の男　楽園夢想遺構・柱

ケン(クレヨンしんちゃん)：津嘉山氏が過去に演じたキャラクターで、こちらも過ぎた善意で世界を停滞させようとした。また、同キャラクターが登場する『オトナ帝国の逆襲』のシナリオの根幹が、本エピソードと同じ「〈過去への停滞を望む者〉と〈未来への歩みを止めない者〉の対比」になっており、それを意図して津嘉山氏を起用した可能性もありうる。