概要
『仮面ライダーガヴ』に登場するグラニュートらしきオオカミの姿をした謎の怪物。個体名は現状不明のため、便宜上上記のように表記する。
本編開始から20年ほど前に、仮面ライダーヴァレンの変身者・辛木田絆斗の母・辛木田早恵を拐った。
この時、グラニュートの姿のまま早恵を拐ったようで、グラニュート研究家の酸賀研造はヒトプレスの技術やグラニュートの改造手術はまだ確立していなかったと推測している。事実、20年以上バイトとして雇われていたグラニュート・ロジョーもかつて同様の手口で人間を襲っていたことが判明している。
口が開いた狼を思わせる狂暴な性格で、衣服がないことを除けばグラニュート界で暮らす一般市民と似た特徴を持つ。
また、絆斗が描いた全体図を見ると腹部には赤く染まった〈ガヴ〉があるようで、ショウマも早恵の写真を見た際に突如頭痛を起こしていたが、真相は不明。
余談
スーツは顔が特捜鬼の流用、上半身がウルフ・デッドマンライオットの改造と思われる。
また、ホビージャパン刊行の特撮MOOK雑誌『宇宙船(2024.秋のVol.186)』の35ページ掲載の写真によると、下半身はハウンドを流用している模様。
現在のところ赤いガヴを持っていること、兄と姉も狼のグラニュートであることから「ショウマの怪人態」疑惑が浮上しているが、現時点では否定材料も多い(時期を考えれば、ショウマが生まれていない可能性すら高い)。