「私と一緒に迎えに行こう」
概要
絆斗の幼少期にオオカミ型のグラニュートの襲撃を受け、攫われてしまった。
その後の行方は絆斗も把握していなかったが、順当に考えれば闇菓子の材料にされてしまったと考えるのが妥当であり、酸賀研造からグラニュートの行動原理を知った絆斗も十数年越しにそれを察することとなる。
ヒトプレスにはされずに連れ去られたことから、状況を聞いた酸賀は圧縮技術が比較的最近のものであるとの推測に至った。
なおショウマがヴァレンの正体を絆斗と知り、その身の上を聞いた際に早恵の写真を見たときは、何かの記憶が封じられたかのような頭痛に襲われるなど、ショウマとも何らかの関わりがあったことが示唆されている。
第20話では、幼い頃のショウマに会っていたことが判明。
第23話で記憶を取り戻したショウマからその真実が明かされた。
ストマック家からの脱出を試みている最中、幼少期に屋敷内を探検中に工場に迷い込んだショウマを「人間界から攫われた子供」と勘違いして母親に会わせるために行動を共にする。しかし、その途中でランゴに見つかってしまい、ショウマがストマック家の子と知って思わずショウマを突き飛ばしてしまう。そして以前も脱走しようとしていたことから最期は二度と会うことが叶わない我が子の名前を呼びながらそのままショウマの目の前で闇菓子の材料にされてしまった。
それを聞いた絆斗も「悪いのはショウマじゃねぇ」と頭では理解こそしているものの、衝撃の事実を知ったことで頭の中が整理できずその場を去ってしまった。
余談
公式サイトによると、今際の闇菓子の材料にするために落とされた浴槽はバラエティ番組でお約束の熱湯風呂で使用されるものを借りてるとの事。
また、色がマコモ湯やシュルトケスナー藻を彷彿とさせるものだったためネタにされたが、それ以上に人が溶けていく様があまりにも恐ろしく「よく放送コード突破したな。」といった反応も相次いだ。