概要
過去のクロンキスト体系では、「両性花、花弁・萼は4-5枚、雄しべは5本ないし多数」などの花の特徴により分類され、バラ亜綱の下に置かれトベラ科、アジサイ科、スグリ科、ユキノシタ科、フクロユキノシタ科などを含んでいたが、分子系統解析によるAPG分類体系により再編された。
APG植物分類体系において属する科
- バラ科(バラ、サクラ、オランダイチゴ、ヤマブキ、ユキヤナギ、ナナカマドなど)
- バルベヤ科(バルベヤ・オレオイデスのみ)
- ディラクマ科(ディラクマ・ソマレンシスとディラクマ・ソコトラナのみ)
- クロウメモドキ科(クロウメモドキ、クマヤナギ、ネコノチチ、ケンポナシ、ナツメ、セアノサスなど)
- グミ科(グミ、ナワシログミ、ナツグミ、ダイオウグミ、サジーなど)
- ニレ科(ハルニレ、アキニレ、ケヤキ、ハリゲヤキなど)
- アサ科(アサ、ホップ、カナムグラ、ムクノキ、エノキなど)
- クワ科(クワ、クワクサ、パンノキ、カジノキ、イチジク、ガジュマルなど)
- イラクサ科(イラクサ、ギンピーギンピー、カラムシ、コアカソ、ハドノキ、セクロピアなど)